ここでは、「日露戦争史」の中では触れられなかった日露戦争にまつわる出来事や時代背景等にスポットライトを当て、
関連資料と共にご紹介していきます。
日露戦争中には、艦隊の航跡図、陸軍部隊の配置図、艦船の見取り図など、様々な「図」が作成されました。これらの「図」は写真と共に、当時の戦の様子を、時に動きをもってダイナミックに伝えてくれます。
戦争の勝敗を決したとも言われる日本海海戦を始めとする海戦に際しては、戦闘に参加した艦隊、艦船は、それぞれ独自の戦闘記録を残しています。こうした記録の中には、戦闘の際の艦隊の航路・航跡や配置を示した図が含まれています。また、艦船に戦闘用の装備を施した際の図面や、戦闘によって傷ついた軍艦の破損箇所を示した図も残されています。ここでは、海戦に関するこれらの「図」をいくつか取り上げて、そこに描かれた様々な情報を見てみましょう。
大日本帝国海軍連合艦隊の旗艦として、日本海海戦をはじめ、日露戦争における数々の海戦を戦い抜いた戦艦三笠。
その姿は、現在に至っても、神奈川県横須賀市の三笠公園で記念艦「三笠」として残されています。
ここでは、この三笠の半生を、公文書によって辿ってみましょう。
ここからグローバルナビゲーションです