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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 太政官制下における大蔵省の長官。1869年8月(明治2年7月)の大蔵省創設時に設置。その掌るところは金穀・出納・秩禄・造幣・営繕・用度とされた。民部卿との兼任制となり(民蔵合併)、内政全般に関わる強大な権限を掌握した。1871年9月(明治4年8月)の大蔵省職制では、その職掌は省内官員を統率して事務を総判することとされ、具体的には全国の民政および財政を取り扱うとされた。1885年12月の内閣制度創設に伴って廃止。その職掌は大蔵大臣へと継承された。 |
上位の階層 | |
下位の階層 | |
参考資料 | 内閣記録局編『明治職官沿革表』合本1(明治百年史叢書)、原書房、1978年。 |
歴代長官 部局長等 |
松平慶永(明治2年8月11日-明治2年8月24日)/伊達宗城(明治2年9月12日-明治4年4月27日)/大久保利通(明治4年6月27日-1873年10月12日)/大隈重信(1873年10月25日-1880年2月28日)/佐野常民(1880年2月28日-1881年10月21日)/松方正義(1881年10月21日-1885年12月22日) |