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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 大蔵省紙幣司は、明治4(1871)年7月27日に民部省が大蔵省に統合されることに伴い設置された。同年8月には紙幣司が紙幣寮に改められるとともに紙幣寮の職制及び事務章程が定められ、公債証書、紙幣、金券、為換会社に関する事務を管掌した。明治5(1872)年1月には、郵便切手製造の事務が出納寮から紙幣寮に移管された。1873年に12月には公債証書に関する事務が国債寮に移管され、郵便単箋及び封帒の製造が駅逓寮に移管された。1875年9月には、正院所轄の印書局が紙幣寮の下に移管された。紙幣寮下の組織として明治5年9月に大阪出張所が設置された(1875年10月に廃止)他、同年8月から全国各地に藩札交換所が設置された(1876年10月に廃止)。1877年1月、紙幣寮は紙幣局に改められた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 明治財政史編纂会編『明治財政史 第一巻』(丸善、1904年)、295-296頁、306頁、322-323頁。328-329頁 |
歴代長官 部局長等 |
紙幣頭:渋沢栄一(明治4年12月18日-明治5年6月2日)/芳川顕正(明治5年6月2日-1874年1月15日)/得能良介(1874年1月15日-1877年1月11日) |