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( 昭和19年(1944年)1月5日 )
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皇太子殿下 御十二の新春を迎えさせらる |
今年こそ反攻の敵を撃滅せん |
飛ばせる荒鷲の意気込み 南方第一線○○基地 |
大東亜のぼくらの力で勝ち抜こう |
兵隊さんお元気ですか 少国民のまごころを送りませう |
勅題 海上日出 勝利を決する年 |
南の青少年も起ち上ったぞ |
米鬼英鬼はこの刀で 張り切るチモール別働隊 |
( 昭和19年(1944年)1月12日 )
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忠魂に我等おくれじ タラワ、マキン守備隊玉砕す |
土地改良について どうすればよい土地となるか 土地改良で三百万石を増産だ |
米は段当りこんなに増収される |
土地改良で三百万石を増産だ 資材も労力も配備された |
雪の大地に増産の暗渠はのびる 北海道石狩平野 |
共栄圏だより |
( 昭和19年(1944年)1月12日 )
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断じて皇土を護り抜こう |
爆弾の威力 |
官庁疎開の第一陣転進を完了 恩給局小田原市へ |
女子警防団 郷土を護る 福島県福島市・郡山市・白河町 |
現地自活の兵隊さん苦心の作 |
全国中等学校代表の陸軍予科士官学校短期入営 |
( 昭和19年(1944年)1月19日 )
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挙国石炭確保激励週間 二月一日→二月十日 |
全炭鉱一丸の総突撃 福岡県貝島炭鉱 |
住みよい炭鉱 |
一塊の石炭もむだなく 熱管理を強化しよう |
太陽の子はすくすくと 北ボルネオ |
現地潜水工養成所 昭南 |
受信室 |
( 昭和19年(1944年)2月2日 )
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必勝に驀進する 第八十四回帝国議会 |
守り抜かん南の基地 |
鉄壁北辺の鎮護 関東軍冬季演習 |
電力を軍需に廻せ |
藁工品も兵器だ |
藁工品も増産だ 静岡県磐田郡久努村 |
共栄圏だより |
( 昭和19年(1944年)2月9日 )
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わが補給線破壊に 敵は手段を選ばず |
断じて守れ補給線 |
万全を期す 敵の上陸用舟艇 |
挺身輸送船を守ろう 船舶兵 |
木造船驀進 巨木は今こそ船材に |
機関も帆綱も急速増産 |
大東亜各地に進水相つぐ |
増産戦士に美しい楽音 |
受信室 |
( 昭和19年(1944年)2月16日 )
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今こそ討たん 米夷の侵寇 |
マーシャル諸島の激闘 |
インド進撃の意気高く ボース首班アンダマンニコバル南諸島を訪問 |
インド進撃の意気高く インド国民軍ビルマに進駐 |
こんなに変った 昭南二年の相貌 シンガポール攻略二周年 |
一人も漏れなく申告しませう 二月二十二日は人口調査 |
感冒の撃退戦術は |
敵を撃つ強いからだに |
白魔と闘う輸送陣 上越線石打駅付近 |
受信室 |
( 昭和19年(1944年)2月23日 )
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敵撃滅に一億の翼羽摶かん |
前線の荒鷲は死闘につぐ死闘を |
航空隊の荒鷲は実戦同様の訓練だ |
飛行機工場は昼夜兼行の増産だ プロペラ工場も 住友金属工業プロペラ製造所 |
紡績からの転用工場も 近江航空工業○○工場 |
航空計器工場も 航空無線工場も |
陸軍造兵廠 |
機銃弾工場も |
組立工場も 川崎航空機工業○○工場 |
レンズ工場も 日本光学工場 |
( 昭和19年(1944年)3月1日 )
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疎開しないままで空襲をうけたら |
如何に疎開すべきか |
都市要塞化のためだ 一刻も早く進んで疎開しよう |
良い甘藷苗の作り方 甘藷の増産は苗で決まる |
戦う母の教室 埼玉県忍町 |
ジャワの女性も懸命に働いています ジャワ |
共栄圏だより |
( 昭和19年(1944年)3月8日 )
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第三十九回陸軍記念日を迎う |
父祖の血に燃えつつ 精進一途の陸軍少年兵 |
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( 昭和19年(1944年)3月15日 )
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海軍少佐 音羽正彦侯 クェゼリン島に壮烈なる戦死 |
前線勇士はこんな生活をしている |
精進一年へ 享楽は断然追放だ |
生活は即刻切替だ |
嬉しいなヨイコに温い昼ご飯 |
日満一体食糧自給へ 穀倉満州国の全面的協力 満州国建国十二周年 |
増産手帖 |
( 昭和19年(1944年)3月22日 )
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必勝の道をいざ進もう 陸軍記念日当日帝都の軍楽隊騎乗大行進 |
学鷲の出撃近し ○○海軍航空隊 |
出陣近き学鷲どの 座談会 |
工場はあなた方挺身隊を待っています |
急げ待避所の強化 |
来た来た活動写真が汽車に乗って |
共栄圏だより |
( 昭和19年(1944年)4月5日 )
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日本を狙う在支米空軍 |
インド国民軍と相たづさえ皇軍インド領内に突入す |
凛たり海の若櫻 |
ジャワの女性もお医者さまに ジャカルタ医科大学 |
勝つために旅行は献納 |
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( 昭和19年(1944年)4月12日 )
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第二戦線はつい何処に |
誉れの遺児 今年は郷土の神社に参拝 斉しく武勲の父に御奉告 |
一握りの土も畑に |
ここでも精進一年 昭南短信 |
新しい切符をどう生かす |
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( 昭和19年(1944年)4月19日 )
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敵は北からも来るぞ!! |
インパールへ!! 印度進撃快調 |
あなたもわたしも翼の戦列へ |
決戦御柱祭 長野県 |
農家の皆さんに よい種籾をうす播きに |
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( 昭和19年(1944年)4月26日 )
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焦る敵の機動戦略 |
大臣必勝生活を視察 |
船を造ろう |
傷癒えて 増産の戦列へ 軍人援護強調週間 |
屑も決戦に活かそう |
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( 昭和19年(1944年)5月3日 )
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印度作戦の全貌 |
靖国のみやしろ深く 英魂二万五柱新たに神鎮まる 靖国神社春の臨時大祭 |
わが家の防空戦闘 |
迎える人の温かい心づくしに 疎開してああよかった |
郵便や小包にも決戦の心がけ |
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( 昭和19年(1944年)5月10日 )
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審判の日は迫る 英国のインド虐政三百年 |
北を護る五族の国軍 満州国の国兵記念日 四月十五日 |
大元帥陛下天長節観兵式に親臨風薫る代々木原頭に陸の精鋭を○す |
ぼくらの空の訓練 |
今年は去年の倍増産いますぐヒマを播きましょう |
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( 昭和19年(1944年)5月17日 )
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戦争と石油 |
皇太子殿下御学友と鹿島神宮に御参拝 |
兵器に油を |
スマトラの七学校にも学校農場 |
割当以上の供出に特賞 |
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( 昭和19年(1944年)5月24日 )
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撃滅の戦史を継がん |
必殺、海鷲魂をここに見る |
闘志はたぎる帝国海軍航空隊 |
大いに藷を植えましょう |
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( 昭和19年(1944年)5月31日 )
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支那大陸の戦況 |
皇軍勇戦 インパールの包囲圧縮 |
日に逞しくジャワも総決起 ジャワ防衛義勇軍 |
待ってました 紙芝居 |
雄々し女子もまじって 水防訓練 |
BCG 有力な予防法で戦うこの身を結核から護りましょう |
( 昭和19年(1944年)6月7日 )
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中立国に米英の圧迫加わる 嵐の前の欧州情勢 |
薫風に競う空の祭典 |
おとうさん おかあさん 僕たち元気です 伊豆の疎開学園 |
戦う食生活は協力炊事で 名古屋市 京都市 |
戦力を生む規格統一 |
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( 昭和19年(1944年)6月14日 )
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国も身も亡ぼす濫費を止めよ 貯蓄一筋の生活へ |
血戦相次ぐニューギニア 皇軍鬼神の奮闘 |
突貫工事に凱歌 湧水五万石 |
スマトラにも稔りの凱歌 共栄圏だより |
塩も自分の手で 自家用塩の造り方 |
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( 昭和19年(1944年)6月21日 )
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戦う軽金属 軽金属が航空機だ |
大臣戦う巷の陣頭に |
造れ 空飛ぶ金属 |
工場の輝く希望 逞し学校工員 東京都立第四中学校 |
働き抜こうあなたの健康は守られている |
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( 昭和19年(1944年)6月28日 )
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敵米英の欧州侵攻 緊迫する太平洋戦局 |
北九州に来襲の敵機を撃退 残酷を晒す超空の要塞 |
戦力蓄積 満を持す精鋭学鷲 |
麦は豊作 二千七百万石に挑む移動作業隊 茨城県結城町 |
この夏も健康で頑張ろう 夏の衛生と伝染病 |
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( 昭和19年(1944年)7月5日 )
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激化する航空戦 |
大陸作戦急速に進む |
残力蓄積 火砲は続々前線に送られる |
決戦輸送に女学生頑張る 名古屋市立第一高女 |
備えを更に強化せよ 北九州の教訓 |
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( 昭和19年(1944年)7月12日 )
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内南洋にZ旗 サイパン激闘続く |
翼の増産に乙女起つ 合言葉「サイパンを想へ」 |
戦力蓄積 造れ!敵撃滅の翼 |
共栄圏だより |
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( 昭和19年(1944年)7月19日 )
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サイパン島戦闘経過 在留邦人、将兵と運命を共にす |
頑張ろう 一億決死の覚悟で |
壮絶! サイパン白虎隊想像図 |
きっとこの仇は討つぞ |
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( 昭和19年(1944年)8月2日 )
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小磯・米内協力内閣発足す |
毀して造ったわれらの防空空地 |
船を造ろう |
僕は海員だ 猛訓練の商船士官 |
真空管を大切にしましょう |
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( 昭和19年(1944年)8月9日 )
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直視せよ!敵の全面攻撃 |
マリアナ戦局重大 一億決死で国難に当れ |
鉄量でも負けぬぞ |
強く明るく働く乙女の湖上教室 |
空襲下の掩蓋保険 |
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( 昭和19年(1944年)8月16日 )
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盟邦の必勝態勢固し 苦難に動ぜぬドイツ国民 |
マリアナ戦局重大段階 |
前線では電波兵器も持ってるぞ |
児童の集団疎開進む |
空襲下の電報・電話・郵便の心得 |
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( 昭和19年(1944年)8月23日 )
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勝利は身近にある |
湖南の要衝 衡陽陥つ |
飛行機増産へ一億一致へ |
意気高し北海の荒鷲 |
空襲時の乗車心得 |
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( 昭和19年(1944年)8月30日 )
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新兵器を造る力 |
敵の本格空襲に備へよ |
武装台湾戦闘配置につく |
一握りの土を畑に |
空襲下のお金はどうなる |
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( 昭和19年(1944年)9月6日 )
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衡陽陥落と在支米空軍 |
一億もこの闘魂で |
勝敗の鍵だ 掘らう重要鉱物 |
翼の増産に隣組工場 |
これからの戦時農園 |
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( 昭和19年(1944年)9月13日 )
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奮起せよ大和撫子 |
逞しき二十年 |
すべての繊維を戦力へ |
心を一つに戦ふ推進家族 |
ダイヤモンドは飛行機を造る |
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( 昭和19年(1944年)9月20日 )
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勝利の礎 航空戦力 |
空から来た敵は空で叩くぞ |
われ翼もちたり |
飛行機を造らう |
白金を残らず戦争へ |
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( 昭和19年(1944年)9月27日 )
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西南太平洋に戦機動く |
東インドにも独立 |
大車輪で船を造ろう |
真綿も兵器だ 増産に女学生敢闘 |
家庭航空読本 |
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( 昭和19年(1944年)10月4日 )
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頑張れドイツ 勝利はわれにあり |
フィリピン参戦 |
来たれ青少年 陸軍少年兵 |
誉の家を護るヨイコたち |
家庭航空読本 |
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( 昭和19年(1944年)10月11日 )
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悠久の大義に生く |
決戦に誓う新た |
断じて撃攘 この地に復仇碑を立てん |
マリアナ復仇の道 |
家庭航空読本 |
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( 昭和19年(1944年)10月18日 )
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旅行をもつと慎まう |
決戦めざして白金ぞくぞく応召 |
炭焼く人々は増産に必死だ |
増送に笑ひの快速慰問 |
家庭航空読本 |
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( 昭和19年(1944年)10月26日 )
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戦勢転換の神機いたる |
大陸でも戦果も拡大 |
紙は戦つてゐる |
写真が結ぶ前線銃後 |
家庭航空読本 |
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( 昭和19年(1944年)11月1日 )
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驕敵は撃つはいま |
一億は増産で追撃へ |
僕らも続くぞ 海軍志願兵 |
乙女たちが守る鉄路 |
決戦に備へて 健康に注意しよう |
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( 昭和19年(1944年)11月8日 )
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戦機確保の追撃戦 |
新祭神二万百九十七柱 |
追撃のもう一機を |
マライ義勇軍技術兵 |
炭も自分で焼く努力 |
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( 昭和19年(1944年)11月15日 )
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断じて遺烈に続かん |
われらは鶴嘴で敵艦を屠る |
大東亜宣言一周年 |
乏しい物資を交換で活かさう |
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( 昭和19年(1944年)11月22日 )
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直視せよ! レイテ攻防 |
神風特別攻撃隊出撃 |
闘はんかな時いたる |
決戦の生産に返り咲く |
銃剣術の基本 |
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( 昭和19年(1944年)11月29日 )
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万夷必殺を期す 陸軍特別攻撃隊 |
この惨禍に勝て |
文部省戦時特別美術展覧会 |
汪主席を悼む |
勝利の油 松根油を増産しよう |
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( 昭和19年(1944年)12月6日 )
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明朗敢闘 |
補給決戦 |
レイテの死闘に続け |
決戦に勢ひ立つ大東亜 |
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( 昭和19年(1944年)12月13日 )
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われら断じて勝つ |
レイテ決戦熾烈 |
敵の物量を凌がん |
われらも力の限りイタリア人 |
射撃術 |
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( 昭和19年(1944年)12月20日 )
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正に決戦の秋 |
四度十二月八日を迎ふ |
銃後に活かせ ラバウル勇士の敢闘 |
体当りで掘るぞ 頼母し鉱山の予科練 |
畠にも冬の手入れ 麦や野菜を護りませう |
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