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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京/札幌 |
解説 | 1869年7月に開拓使が設置されると元佐賀藩主鍋島直正が開拓長官に任じられた。しかし早くも翌月東久世通禧に交代し、東久世は札幌の本庁仮庁舎が完成する1871年5月までは函館出張所に在勤した。同年10月に東久世が侍従長に転任すると開拓次官黒田清隆が長官の職務を代行した。黒田は1874年8月に参議兼開拓長官に就任して正式に長官となると、開拓使官有物払い下げ事件の余波で内閣顧問に退く1882年1月まで務めた。同じ薩摩出身の参議兼農商務卿西郷従道が開拓長官を兼任するに到ったが翌2月に開拓使は廃止された。 |
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参考資料 | 関秀志ほか編『北海道の歴史』下巻(北海道新聞社、2006年)、第I章。 「黒田清隆関係文書(MF1:黎明館所蔵)」(「リサーチナビ 国立国会図書館」https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/kurodakiyotaka1.php) |
歴代長官 部局長等 |
鍋島直正(1869年7月-1869年8月)/東久世通禧(1869年8月-1871年10月)/黒田清隆(次官〔長官職務代行〕:1871年10月-1874年8月、長官:1874年8月-1882年1月)/西郷従道〔1882年1月-1882年2月〕 |