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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 朝鮮総督府に設置され、朝鮮の内政を担当した行政組織。1910年9月30日の「朝鮮総督府官制」を根拠として設置され、内務部長官(勅任)のもとに、地方局・学務局が置かれた。長官は、総督および政務総監の命を受け部内の運営を掌った。初期の朝鮮総督府内の組織は、概ね韓国政務機関を引継いでおり、内務部は韓国政府の省に相当する「内部」と「学部」の官掌事務の一部を分掌した。上記の地方局・学務局に加えて内務部直下に庶務課が設置された。1912年3月の段階で、地方局土木課が官房に移管され、土木局に昇格する。1915年5月の官制改正により、地方局が廃止となり、内務部直下に第一課(地方行政)と第二課(衛生関係)の体制となった。1919年8月の官制改正(「武断統治」からの転換)により、従来の「部」はおおむね「局」となる。内務部は内務局と名称を改め、内務部学務局は、総督府直下の学務局に昇格した。 |
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参考資料 | 朝鮮総督府の官制については、A03020866700及びA03033575800(1910年9月)を、改正については、A03021034600(1915年5月)、A03021212600(1919年8月)を参照。「朝鮮総督府事務分掌規程」(1910年10月1日、朝鮮総督府訓令第2号、印刷局『官報』第9192号)。「朝鮮総督府事務分掌規程改正」(1915年5月1日、朝鮮総督府訓令第26号、印刷局『官報』第828号)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」(1919年8月20日朝鮮総督府訓令第30号、印刷局『官報』第2123号) |
歴代長官 部局長等 |
1910年10月1日~1919年8月19日 宇佐美勝夫 |