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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 1905(明治38)年12月、統監府通信官署官制(勅令第268号)によって統監府通信管理局が設置された。日露戦争中の同年4月1日に通信事務は韓国政府から日本政府の管理に委任が取り決められており7月1日から両国共通の組織に統轄されていたが、統監府設置とともに通信管理局の下に置かれることとなった。通信管理局は統監の直属であり、京城(ソウル)に置かれ、韓国における郵便、郵便為替、郵便貯金、電信及び電話に関する事務を所掌した。局長には勅任または奏任官が充てられた。1906(明治40)年10月時点で統監府通信局分課規程(訓令第28号)によれば、総務課、業務課、計理課、出納課、工務課が置かれていた。併合後の朝鮮総督府には通信局が置かれた。 |
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参考資料 | 統監府通信官署官制については、A03020648600。朝鮮総督府『施政三十年史』(名著出版会、1972年)、68頁。『官報』第7002号、1906(明治39)年10月30日、795-797頁。 |
歴代長官 部局長等 |
池田十三郎 |