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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 戦争時の空襲に備えて防空業務を担った一課である。朝鮮では1933年に総督府と朝鮮軍の間で防空協定が結ばれ、当初は総督府官房の文書課が防空業務を担ったが、1937年9月の改編で総督府官房に資源課が設けられるとここに移管された。防空業務が警察の管轄になったのは1937年11月、朝鮮に防空法が施行されてからである。警務局に防護課が設置されたのは1939年2月、防空に関する事項と消防・水防に関する事項を掌った。1943年12月の改編で防護課は廃止、防空業務は警備課に継承された。 |
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参考資料 | 「朝鮮総督府事務分掌規程改正」訓令第66号、1937年9月1日(『朝鮮総督府官報』1937年9月1日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」訓令第6号、1939年2月3日(『朝鮮総督府官報』11939年2月3日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」訓令第88号、1943年12月1日(『朝鮮総督府官報』1943年12月1日)松田利彦『日本の朝鮮植民地支配と警察―1905~1945年』(校倉書房、2009年) |