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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 商工局は1910年10月の最初の官制で農商工部のもとに設置された。鉱務課と商工課の2課からなり、鉱務課は鉱業と平壌鉱業所に関する事項を掌り、商工課は商工業・度量衡・工業伝習所に関する事項を掌った。度量衡が管掌事項にふくまれているのは、単位の統一が商業取引の基礎であったためである。日本は商工局設置に先んじた1909年9月に度量衡法を改め、朝鮮の度量衡を日本の制度に一致させていた。1912年4月の改編で商工局は廃止、鉱務課と商工課は殖産局へ移管された。 |
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参考資料 | ①「朝鮮総督府事務分掌規程」朝鮮総督府訓令第2号、1910年10月1日(『朝鮮総督府官報』1910年10月1日)②「朝鮮総督府事務分掌規程中改正」朝鮮総督府訓令第26号、1912年3月30日(『官報』1912年3月30日)『増補朝鮮総督府三十年史』(朝鮮総督府編、クレス出版、2001年) |