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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 台湾総督府の内局の一つ。1919年8月の官制改正(勅令第393号)により台湾総督府直下に新設され、郵便電信行政及び管船行政等を所掌した。局長には1910年6月の官制改正(勅令第281号)の規定を継承して勅任官が充てられ、台湾総督の命を承けて主務を掌理し局下の事務を指揮監督するとされた。庶務、監理、工務、海事の4課と測候所、灯台の2付属機関で構成されたが、1920年9月の事務分掌規程改正(台湾総督府訓令第160号)により主に監理課が担当していた郵便為替・貯金業務が為替貯金課として独立し、5課体制へと再編された。1924年12月の官制改正(勅令第427号)により廃止され、所管事項の大部分は、逓信局と台湾総督府鉄道部等との統合再編により新設された台湾総督府交通局へ移管された。他方、測候所は台湾総督府内務局へと移管された。 |
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参考資料 | 官制については、A03020859400(1910年6月)、A03021213300(1919年8月)、A03021532000(1924年12月)を参照。台湾総督府交通局官制については、A03021532200(1924年12月)を参照。「明治44年10月訓令第187号台湾総督府官房竝民政部各局署部分課規定中左ノ通改正ス」台湾総督府訓令第147号、1913年6月28日(『台湾総督府報』第254号、1913年6月28日、典蔵号:0071020254a002)。台湾総督府訓令第160号「大正8年6月訓令第100号台湾総督府官房竝各局部事務分掌規程中左ノ通改正ス」、1920年9月1日(『台湾総督府報』第2194号、1920年9月1日、典蔵号:0071022194a009)。 |
歴代長官 部局長等 |
局長:齋藤愛二(1919年~[民政部下の逓信局時代]、1920年8月~[民政部下の逓信局時代])、吉田平吾(1922年~1924年) |