公文書に見る 日米交渉 〜開戦への経緯〜
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参考文献
参考文献

 センターでは、2021年には日米開戦80周年を迎えることから、インターネット特別展「日米交渉」の「参考文献」コーナーを刷新しました。
 見直しにあたっては、「アンケート」コーナー等に寄せられたご意見などを踏まえ、1941年春に始まる日米交渉と真珠湾攻撃に関する大量の文献のうち、多角的な観点から重要と考えられる日本語図書(翻訳書を含む)を紹介することとしました。なおも見落としている重要図書があるかと思われますが、適宜、補充して参ります。
 以下の参考文献は波多野澄雄(センター長)の責任でまとめたものです(初版の刊行年順)
     

・ハーバート・ファイス(大窪愿二訳)『現代史大系 第7 第二次世界大戦 真珠湾への
 道』みすず書房、1956年

・日本国際政治学会太平洋戦争原因研究部編『太平洋戦争への道 開戦外交史第7 日
 米開戦』朝日新聞社、1963年

・ゴードン・W・プランゲ(千早正隆訳)『トラトラトラ 真珠湾奇襲秘話』日本リー
 ダーズダイジェスト社、1966年

・防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 ハワイ作戦』朝雲新聞社、1967年

・細谷千博ほか編『日米関係史 開戦に至る10年(1931〜41年)』全4巻、東京大学
 出版会、1971〜1972年

・源田実『真珠湾作戦回顧録』読売新聞社、1972年

・防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 大本営陸軍部大東亜戦争開戦経緯』全5巻、
 朝雲新聞社、1973〜1974年

・防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 大本営海軍部大東亜戦争開戦経緯』全2巻、
 朝雲新聞社、1979年

・ジョン・トーランド(徳岡孝夫訳)『真珠湾攻撃』文芸春秋、1982年

・実松譲『真珠湾までの365日 真珠湾攻撃その背景と謀略』光人社、1982年

・塩崎弘明『日英米戦争の岐路 太平洋の宥和をめぐる政戦略』山川出版社、1984年

・ハミルトン・フィッシュ(岡崎久彦監訳)『日米・開戦の悲劇 誰が第二次大戦を招
 いたのか』PHP研究所、1985年

・須藤眞志『日米開戦外交の研究 日米交渉の発端からハル・ノートまで』慶応通信、
 1986年

・ゴードン・W・プランゲ(土門周平・高橋久志訳)『真珠湾は眠っていたか』全3
 巻、講談社、1986〜1987年

・ロベルタ・ウールステッター(岩島久夫・岩島斐子訳)『パールハーバー トップ
 は情報洪水の中でいかに決断すべきか』読売新聞社、1987年

・細谷千博『両大戦間の日本外交 1914〜1945』岩波書店、1988年

・ジョナサン・G・アトリー(五味俊樹訳)『アメリカの対日戦略』朝日出版社、1989
 年

・入江昭(篠原初枝訳)『太平洋戦争の起源』東京大学出版会、1991年

・ウィリアム・H・ホーナン(古賀林幸・藤田佳澄訳)『リメンバー 「真珠湾」を演
 出した男』徳間書店、1991年

・波多野澄雄『幕僚たちの真珠湾』朝日新聞社、1991年

・今野勉『真珠湾奇襲 ルーズベルトは知っていたか』読売新聞社、1991年

・秦郁彦編『真珠湾燃える』全2巻、原書房、1991年

・杉田誠『総点検・真珠湾50周年報道 何がどこまでわかったか』森田出版、1992年

・細谷千博ほか編『太平洋戦争』東京大学出版会、1993年

・奥村房夫『太平洋戦争前夜の日米関係』全2巻、芙蓉書房出版、1995年

・杉原誠四郎『日米開戦以降の日本外交の研究』亜紀書房、1997年

・森山優『日米開戦の政治過程』吉川弘文館、1998年

・ジョージ・モーゲンスターン(渡邉明訳)『真珠湾 日米開戦の真相とルーズベルト
 の責任』錦正社、1999年

・五百旗頭真『日本の近代 6 戦争・占領・講和 1941〜1955』中央公論新社、
 2001年

・ロバート・B・スティネット(妹尾作太男監訳、荒井稔・丸田知美訳)『真珠湾の真
 実 ルーズベルト欺瞞の日々』文藝春秋、2001年

・半藤一利『「真珠湾」の日』文藝春秋、2001年

・秦郁彦編『検証・真珠湾の謎と真実 ルーズベルトは知っていたか』PHP研究所、
 2001年

・大杉一雄『真珠湾への道 開戦・避戦9つの選択肢』講談社、2003年

・サミュエル・E・モリソン(大谷内一夫訳)『モリソンの太平洋海戦史』光人社、
 2003年

・細谷千博・入江昭・大芝亮編『記憶としてのパールハーバー』ミネルヴァ書房、2004
 年

・斎藤充功『昭和史発掘 開戦通告はなぜ遅れたか』新潮社、2004年

・須藤眞志『真珠湾〈奇襲〉論争 陰謀論・通告遅延・開戦外交』講談社、2004年

・エミリー・S・ローゼンバーグ(飯倉章訳)『アメリカは忘れない 記憶のなかのパ
 ールハーバー』法政大学出版局、2007年

・井口武夫『開戦神話 対米通告はなぜ遅れたのか』中央公論新社、2008年

・東アジア近代史学会編『東アジア近代史 第12号 特集 東アジアにおける日米開戦の
 視座 政策決定過程と史料分析からの再検討』ゆまに書房、2009年

・チャールズ・A・ビーアド(関米潤監訳、阿部直哉・丸茂恭子訳)『ルーズベルトの
 責任 日米戦争はなぜ始まったか』全2巻、藤原書店、2011〜2012年

・森山優『日本はなぜ開戦に踏み切ったか 「両論併記」と「非決定」』新潮社、2012
 年

・ハミルトン・フィッシュ(渡辺惣樹訳)『ルーズベルトの開戦責任 大統領が最も恐
 れた男の証言』草思社、2014年

・佐藤元英『経済制裁と戦争決断』日本経済評論社、2017年


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