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しょうさいねんぴょう
詳細年表のご利用に当たって
年表における日付・時刻の特定は、原則として日本時間に統一しています
資料の上でアメリカ時間のみ判明したものについては、これがワシントンにおける交渉現場での時刻であることから、日本との時差を14時間として計算し、日本時間を割り出しています ※ただし、アメリカにおけるサマータイム期間(4月第1日曜日の午前2時から10月最終日曜日の午前2時まで)については時差を13時間として計算しています
上記のように、判明しているアメリカ時間を日本時間に直している場合には、事項の頭の( )でアメリカ時間(米時間)を補っています
逆に、日本時間のみ明らかである外国の事項で、特に時差の計算によって現地の時刻を割り出している場合には、事項の頭の( )で現地の時刻を補っています
資料の上でアメリカ時間における日付のみ判明したものがありますが、これについては厳密に日本時間が割り出せないため、例外的に、事項の頭の( )で「米時間」とだけ補ってアメリカ時間における日付で年表に組み込んでいます
また、アメリカ時間において午前か午後であるかのみ判明したものについては、本来であればアメリカ時間において午後であれば日本時間では次の日付になることは明らかですが、混乱を避けるため、このようなパターンは上記の場合と同じように、事項の頭の( )で「米時間 午前」「米時間 午後」とだけ補ってアメリカ時間における日付で年表に組み込んでいます
電報については、発電時刻をとっています
御前会議と大本営政府連絡懇談会及び大本営政府連絡会議について、「第○回」と冠する表記方法は、原則として『大本営政府連絡会議議事録』(杉山メモ)に基づいています
ダイレクトジャンプ(以下の出来事にジャンプします)
1. 昭和16年(1941年) 4月16日(水)「野村、「日米諒解案」について訓令を求める」
2. 昭和16年(1941年) 7月24日(木)「野村、仏印進駐について説明」
3. 昭和16年(1941年) 9月 6日(土)「第6回御前会議」
4. 昭和16年(1941年)11月 5日(水)「第7回御前会議」
5. 昭和16年(1941年)12月 1日(月)「第8回御前会議」
ダイレクトジャンプ(月の初めにジャンプします)
昭和15年(1940年) 9月 10月 11月 12月
昭和16年(1941年) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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曜日 時間 対米交渉の展開 日本の政策をめぐる動き 日本軍の動き ▲TOPへ
昭和15年(1940年) 9 19 (時刻不明)第3回御前会議(議題:日独伊三国条約)
22 日本軍・仏領インドシナ軍の間で「西原・マルタン協定」成立
23 北部仏領インドシナ進駐
27 日独伊三国条約締結(三国同盟成立)
10 12 (海外での動き)(米時間)アメリカ、三国条約に対する対抗処置を宣言
16 (海外での動き)(米時間)アメリカ、日本に対する屑鉄輸出を禁止
11 13 14:00- 第4回御前会議(議題:支那事変処理、日満華共同宣言日華基本条約
15 大本営、各部隊に対し出撃準備を発令、戦闘に備えて兵備の増強を開始
25 (海外での動き)タイ・仏領インドシナ国境紛争
27 野村吉三郎、駐アメリカ大使に任命
28 (時刻不明)第1回大本営政府連絡懇談会(議題:国民政府(汪兆銘政権)承認)
30 日満華共同宣言・日華基本条約調印
12 12 (時刻不明)第2回大本営政府連絡懇談会(議題:一般情勢についての連絡懇談)
27 (時刻不明)第3回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ及び仏領インドシナに対する措置決定
28 (海外での動き)(米時間)ルーズヴェルト米大統領、「民主主義の兵器廠」談話
昭和16年(1941年) 1 6 (海外での動き)(米時間)ルーズヴェルト米大統領、一般教書で「4つの自由」演説
17 (時刻不明)第4回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停)
19 (時刻不明)第5回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停に関する緊急処理要綱決定)
20 松岡洋右外務大臣、タイ・仏領インドシナ国境紛争の調停開始
23 (時刻不明)第6回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ及び仏領インドシナ処理)
30 (時刻不明)第7回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ及び仏領インドシナ施策要綱決定)
2 1 松岡外務大臣、第7回大本営政府連絡懇談会決定のタイ及び仏領インドシナ施策要綱を内奏
3 (時刻不明)第8回大本営政府連絡懇談会(議題:日ソ国交調整、対独・伊・ソ交渉案要綱決定
5 (時刻不明)第9回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停要綱)
11 (米時間)野村大使、ワシントンに到着
12 (米時間)野村大使、ハル米国務長官と会見
13 (時刻不明)第10回大本営政府連絡懇談会(議題:国際情勢、タイ・仏領インドシナ交渉の概況)
14 (米時間)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第1回会談、野村は信任状を捧呈
20 (時刻不明)第11回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争のギリシア調停案に対する回答督促)
23 (時刻不明)第12回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停措置要綱決定)
25 (米時間)野村大使、松岡外務大臣に対し、渡欧の延期を進言
3 1 (米時間)野村大使、本国に対し、井川中央金庫理事について問い合わせ
2 17:00-19:30 第13回大本営政府連絡懇談会(議題:フランス側が最後調停案を受諾しない場合の措置決定)
5 (海外での動き)ヒトラー独総統、対日協力指令
6 (時刻不明)第14回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停終結)
7 17:30-20:30 第15回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停)
8 23:30-25:30 (米時間 9:30-11:30)野村大使・ハル米国務長官会談
11 9:30-10:30 第16回大本営政府連絡懇談会(議題:タイ・仏領インドシナ国境紛争調停調印決定)
12 松岡外務大臣、ソ連経由でドイツ、イタリア訪問
15 3:30-5:00 (米時間 14日 13:30-15:00)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第2回会談
4 10 (時刻不明)第17回大本営政府連絡懇談会(議題:ユーゴを中心とするバルカン情勢、日ソ中立条約の締結)
13 日ソ中立条約調印
14 22:15- (米時間 9:15-)野村大使・ハル米国務長官会談
16 (米時間)野村大使・ハル米国務長官会談、ハルは内面工作を経て日本側より提出された「日米諒解案」を受け、これをふまえた日本政府の正式な訓令を要請
17 (時刻不明)第18回大本営政府連絡懇談会(議題:情報交換) ▲TOPへ
18 20:00- 第19回大本営政府連絡懇談会(議題:対米国交調整)
19 第5師団、浙江省の東シナ海沿岸地域に上陸開始(浙東作戦(F一号作戦))
22 松岡外務大臣帰国、日米諒解案を提示される
21:20-0:20 第20回大本営政府連絡懇談会(議題:松岡外務大臣帰朝報告、対米国交調)
23 16:30 松岡外務大臣、野村大使に対し、報道関係への機密漏洩について注意を喚起
30 19:30 松岡外務大臣、野村大使に対し、「日米諒解案」の英文送付を要請
5 3 5:30- (米時間 2日 16:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
13:00-16:30 第21回大本営政府連絡懇談会(議題:対米国交調整)
20:00 松岡外務大臣、野村大使に対し、「松岡大臣オーラル・ステートメント」手交と「日米中立条約」申し入れを訓令
7 中原会戦(百号作戦)開始
22:15- (米時間 9:15-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は松岡外務大臣のオーラル・ステートメントの内容を伝達
8 (時刻不明)第22回大本営政府連絡懇談会(議題:対米国交調整その後の状況)
19:30 松岡外務大臣、野村大使に対し、ハル米国務長官を通じて「松岡大臣オーラル・ステートメント」をルーズヴェルト米大統領に供覧するよう訓令
9 東京にてタイ・仏領インドシナ平和条約調印
12 11:00- (米時間 11日 22:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は「日米諒解案」に対する日本政府修正案を手交
12:00 松岡外務大臣、野村大使に対し、「日米諒解案」に対する日本政府修正案を至急提示するよう訓令
17:00-19:00 第23回大本営政府連絡懇談会(議題:対米国交調整その後の状況)
13 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、松岡外務大臣の覚書手交を見合わせるよう意見具申
9:00- (米時間 12日 20:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は日本再修正案を手交
21:30 松岡外務大臣、野村大使に対し、ハル米国務長官に覚書を手交するよう訓令
14 (米時間 午前)野村大使・ハル米国務長官会談
15 (時刻不明)第24回大本営政府連絡懇談会(議題:対米国交調整その後の状況)
9:30- (米時間 14日 20:30-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は支那事変に関し説明
16 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、「日米諒解案」に関する米国での報道について報告
17 4:30- (米時間 16日 15:30-)野村大使・ハル米国務長官会談、ハルはオーラルステートメント及び非公式の米側対案を手交
19 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、米国における情報宣伝工作費の増額を要請
21 9:30- (米時間 20日 20:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
22 9:30- (米時間 21日 20:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
11:30-13:30 第25回大本営政府連絡懇談会(議題:蘭領東インド交渉、対米国交調整その後の状況、国民政府承認)
27 (海外での動き)(米時間)ルーズヴェルト米大統領、国家非常事態宣言
29 (時刻不明)第26回大本営政府連絡懇談会(議題:蘭領東インド交渉、対米国交調整)
9:30- (米時間 28日 20:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
31 (米時間)野村大使、本国に対し、ルーズヴェルト米大統領の炉辺談話発表の経緯について報告
6 1 7:00- (米時間 31日 18:00-)バレンタイン米国務省参事官、野村大使に対し、非公式米側対案を手交
4 10:00- (米時間 3日 21:00)野村大使・ハル米国務長官会談
5 (時刻不明)第27回大本営政府連絡懇談会(議題:対南方施策要綱決定)
6 (時刻不明)第28回大本営政府連絡懇談会(議題:クロアチア承認、三国同盟加入、独ソ開戦)
8 9:30-11:30 (米時間 7日 20:30-22:30)野村大使・ハル米国務長官会談
11 (時刻不明)第29回大本営政府連絡懇談会(議題:日蘭交渉)
12 (時刻不明)第30回大本営政府連絡懇談会(議題:南方政策促進)
14 (海外での動き)(米時間)ルーズヴェルト米大統領、在米のドイツ・イタリア資産の凍結を命令
16 (時刻不明)第31回大本営政府連絡懇談会(議題:南方政策促進)
11:30- (米時間 15日 22:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
17 蘭領東インド交渉打ち切り
(米時間)野村大使、本国に対し、日米関係微妙につき不測の事態の起こらないよう注意を喚起
19 6:30- (米時間 18日 17:30-)野村大使、某米閣僚(現時点で不明)と懇談
20 2:00- (米時間 19日 13:00-)野村大使、ウェルズ米国務次官と会談
22 (海外での動き)ドイツ・ソ連戦開始
1:00- (米時間 21日 12:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、ハルは、オーラル・ステートメントを手交、また、5月31日案のアメリカ政府訂正案を提示
23 (米時間)野村大使、本国に対し請訓
9:00- (米時間 23日 20:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
24 7:30- (米時間 18:30-)野村大使、某米閣僚(現時点で不明)と懇談
25 13:00- (時刻不明)第32回大本営政府連絡懇談会(議題:南方政策促進決定、南部仏領インドシナ進駐)
26 10:00- (時刻不明)第33回大本営政府連絡懇談会(議題:帝国国策要綱)
27 13:00- (時刻不明)第34回大本営政府連絡懇談会(議題:帝国国策要綱)
28 14:00- (時刻不明)第35回大本営政府連絡懇談会(議題:帝国国策要綱決定)
29 (米時間)野村大使、本国に対し、独ソ戦勃発に際し日米了解を早急に成立させる必要があると意見具申
30 17:00-21:00 第36回大本営政府連絡懇談会(議題:帝国国策要綱閣議提出案、対独通告文、御前会議における外務大臣説明案)
7 1 14:00- (時刻不明)第37回大本営政府連絡懇談会(議題:対独通告文決定、御前会議における外務大臣説明案)
2 10:00-12:00 第5回御前会議(議題:情勢の推移に伴う帝国国策要綱)
4 (米時間)野村大使、バレンタイン米国務省参事官と会談
5 南部仏領インドシナ進駐に備え第23軍及び第25軍の戦闘序列を発令
防衛総司令部が臨時編成される
7 関特演(動員令発令)
10 (米時間)若杉駐米公使、事情聴取のため本国より帰国を命じられる(野村大使も帰国を願い出るが却下)
(米時間 午後)森島在ニューヨーク総領事、本国に対し、日米正式交渉開始とのアメリカ週刊誌記事について報告
(時刻不明)第38回大本営政府連絡懇談会(議題:日米国交調整、6月21日付ハル国務長官の回答に関する外務省側の意見)
12 (時刻不明)第39回大本営政府連絡懇談会(議題:日米国交調整、対ソ戦争に伴う満州国取り扱い要領決定)
14 (時刻不明)松岡外務大臣、野村大使に対し、米側オーラル・ステートメントの撤回を要求するよう訓令
15 (米時間)野村大使、ハミルトン米国務省極東部長・バレンタイン米国務省参事官と会談
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、日米国交調整について日本首脳の意見が対立しているしているという風説を否定した旨報告
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、井川・岩畔ら非公式接触者について意見具申
9:20 松岡外務大臣、野村大使に対し、6月21日に米側より提示された案に対する日本側対案を訓令
16 第二次近衛文麿内閣総辞職(翌日、第三次近衛内閣発足、外務大臣に豊田貞次郎)
19 (米時間)野村大使、本国に対し意見具申
7:00- (米時間 18日 18:00-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理と会談
20 (米時間 午前)野村大使、本国に対し、新内閣において再審議すべき点について意見具申
21 (時刻不明)第40回大本営政府連絡会議(議題:第三次近衛内閣初顔合わせ)
23 大本営、第25軍と支那方面艦隊に南部仏印進駐を発令
(時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、南部仏領インドシナ進駐にかかわらず対米交渉を継続するよう訓令
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、仏領インドシナ進駐に対するアメリカ首脳の反響について報告
24 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、南部仏領インドシナ進駐の真意について米国に説明するよう訓令
(時刻不明)第41回大本営政府連絡会議(議題:南部仏領インドシナ進駐細目)
4:00- (米時間 23日 15:00-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理会談、野村は仏領インドシナ進駐に関して説明
25 大本営、対ソ連戦に備え第5艦隊の新設を発令 ▲TOPへ
(海外での動き)重慶国民政府とアメリカ・イギリス間で軍事的協力を協議
(海外での動き)(米時間)アメリカ、在米の日本資産を凍結
6:00- (米時間 24日 17:00-)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第3回会談
9:30-10:00 豊田外務大臣、グルー駐日アメリカ大使と会談し、南部仏領インドシナ進駐について事前申し入れ
26 (海外での動き)イギリス、在英の日本資産を凍結
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、対日資金凍結令公布の際のルーズヴェルト米大統領ステートメントを報告
28 南部仏領インドシナ進駐
29 (時刻不明)第42回大本営政府連絡会議(議題:一般情報の交換、戦時下に於ける施策上の態度了解)
仏領インドシナの共同防衛に関する日本・フランス間議定書に調印
6:00- (米時間 28日 17:00-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理と会談(資産凍結と出入港問題)
31 大本営、南遣艦隊の新設を発令
0:45- (米時間 30日 11:45-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理と会談、ウェルズはツツイラ号事件に関する文書を手交
8 1 (海外での動き)アメリカ、全侵略国への石油の輸出を全面禁止(発動燃料、航空機用潤滑油も含む)
(時刻不明)第43回大本営政府連絡会議(議題:対ソ外交交渉要領)
7:45- (米時間 31日 18:45-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理と会(ツツイラ号事件について)
2 23:00- (米時間 10:00-)野村大使、某米閣僚(現時点で不明)と懇談、野村は仏領インドシナ進駐について説明
3 2:45- (米時間 2日 13:45-)野村大使、ウェルズ米国務長官代理と会談
4 (時刻不明)第44回大本営政府連絡会議(議題:対ソ外交交渉要領決定)
(米時間)野村大使、本国に対し、協力者の派遣を要請
5 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、ルーズヴェルト米大統領の仏領インドシナ中立化申し入れに対する日本側回答提示を訓令
6 (時刻不明)第45回大本営政府連絡会議(議題:日ソ間の現状に対し帝国のとるべき措置決定)
7 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、近衛・ルーズヴェルト会談提議を訓令
(時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、日米関係打開のための首脳会談を米国へ提議するよう訓令
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、日米交渉打ち切りの他なしとのアメリカ側の態度を報告
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、最近のアメリカの対日政策について報告
7:00- (米時間 6日 18:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
18:50 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談提議督促を訓令
9 野村大使、本国に対し、日米首脳会談のみでは局面打開し得ずと意見具申
1:45- (米時間 8日 12:45-)野村大使・ハル国務長官会談(8月6日日本側回答について)
19:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談を実現させるよう訓令
19:45 豊田外務大臣、野村大使に対し、米側に自身の三国同盟に関する発言の報道内容についての釈明を訓令
12 20:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談は大局的見地に立って行いたいと申し入れるよう訓令
13 (米時間)野村大使、某米閣僚と懇談
14 (海外での動き)ルーズヴェルト米大統領・チャーチル英首相が大西洋憲章発表
平沼驥一郎無任所大臣狙撃事件
(時刻不明)第46回大本営政府連絡会議(議題:対英外交)
5:00- (米時間 13日 16:00-)野村大使・ハル米国務長官会談(中国におけるアメリカの権益の侵害について)
16 (時刻不明)第47回大本営政府連絡会議(議題:日ソ間問題、タイに関する対英交渉要綱決定)
(米時間 午後)野村大使・ハル米米国務長官会談(大西洋上会談について)
17 (米時間)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第4回会談、ルーズヴェルトは7月に中断した非公式会談を再開するためには、日本側の基本的態度及び政策の明確化が先決と回答
18 (米時間)野村大使、本国に対し政府の大英断を求める意見具申
20 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、満州駐留部隊増強問題に関する米国への応答について訓令
(米時間)野村大使、某米閣僚(現時点で不明)と懇談
21 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米首脳会談に関する日本側回答案の修正について意見具申
24 6:00- (米時間 23日 17:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
25 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米関係についてのイギリス首相チャーチルのラジオ放送について報告
26 (時刻不明)第48回大本営政府連絡会議(議題:米大統領及びハル国務長官に対する近衛内閣総理大臣の返電)
21:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、近衛メッセージ及び武力進出警告に対する日本側回答を米側に提示するよう訓令
28 1:00- (米時間 27日 12:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は近衛メッセージの写しを手交
9:00- (米時間 27日 20:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
29 0:00- (米時間 28日 11:00-)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第5回会談、野村は近衛メッセージを手交
午前 (米時間 夜)野村大使・ハル米国務長官会談
21:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、近衛メッセージ公表及び今後の日米首脳会談の取り扱いについて訓令
30 (時刻不明)第49回大本営政府連絡会議(議題:一般情報交換)
9 1 大本営、昭和16年度帝国海軍戦時編制実施を発令
2 9:00- (米時間 1日 20:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
3 11:00-18:00 (時刻不明)第50回大本営政府連絡会議(議題:帝国国策遂行要綱決定)
20:35 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談の9月中開催を米側へ申し入れるよう訓令
4 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米国側よりの回答を督促するよう訓令
(時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、日本側提案提示を訓令
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、アメリカ側オーラル・ステートメントが意図する点について意見具申
6:00- (米時間 3日 17:00-)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第6回会談、ルーズヴェルトは日米首脳会談実現には事前協議が必要と回答、近衛メッセージに対し回答、米国政府覚書を手交
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
5 19:10 豊田外務大臣、野村大使に対し、日本側提案の説明について訓令
6 10:00-12:00 第6回御前会議(決定:帝国国策遂行要領、対米英蘭戦準備を概ね10月下旬を目途に完整)
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、野村は日本側提案を手交 ▲TOPへ
8 (米時間 午前)野村大使、本国に対し、アメリカの対日世論について報告
10 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、大使の提出した対アメリカ提案について回答
21:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、大使の対米提案の事実について問い合わせ
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
11 (時刻不明)第51回大本営政府連絡会議(議題:日米交渉ニ関スル件)
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、中国駐留部隊の撤兵及び防共駐兵問題について意見具申
17:45 豊田外務大臣、野村大使に対し、重要案件の処置について注意を喚起
12 20:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、グルー駐日アメリカ大使より手交された質問書を通知
13 (時刻不明)第52回大本営政府連絡会議(議題:日支和平基礎条件決定、9月10日及び11日野村大使電報への返電)
23:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、米側質問に対する日本側回答を訓令
23:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、グルー駐日アメリカ大使の質問に対する回答を通知
15 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、9月13日にアメリカより手交された米国提案への日本側回答に対する日本側回答について意見具申
17 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、重要案件の処置について回答
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、日本側回答のみでは局面打開困難と意見具申
18 大本営、作戦準備命令を発令、中国南部・台湾・北部仏領インドシナへの兵力移動を開始
第一次長沙作戦(加号作戦)開始
(時刻不明)第53回大本営政府連絡会議(議題:N(野村)工作に関する帝国の態度表明)
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、アメリカ国務省は交渉をしばらく静観するとの情報について報告
20 9:00- (時刻不明)第54回大本営政府連絡会議(議題:日米諒解案の最終的決定、日米国交調整関する了解案決定)
10:00- (米時間 19日 21:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
19:58 豊田外務大臣、野村大使に対し、日本側回答に対する米側の意向を確認するよう訓令
22 14:45 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米側回答を督促するよう訓令
23 19:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、米側へ中国駐兵理由を説明するよう訓令
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談(日支和平問題、三国同盟について)
24 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、中国駐兵理由について通報を要請
25 (時刻不明)第55回大本営政府連絡会議(議題:対米国交交渉成否の見透し決定時期決定)
20:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、「日米国交調整案」を米側へ提示するよう訓令
26 19:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、「日米国交調整案」に修正を加えず米側へ提示するよう訓令
27 大本営、南海支隊の動員を発令
22:10 豊田外務大臣、野村大使に対し、グルー駐日アメリカ大使へ日米首脳会談の早期実現を申し入れたことを通知
28 (米時間 午前)野村大使、本国に対し、「日支和平基礎条件」手交における手違いについて報告
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米国交調整案の手交におよび同案に対する意見具申
19:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、「日米国交調整案」をルーズヴェルト米大統領に提示する際の心得を訓令
29 22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
(米時間)野村大使、スターク米海軍大将と会談
30 20:40 豊田外務大臣、野村大使に対し、「日米国交調整案」への野村の意見について回答
10 2 (時刻不明)第56回大本営政府連絡会議(議題:対米国交調整)
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談、ハルは、4原則の確認と、仏領インドシナ及び中国からの撤兵を要求する覚書及び、日米首脳会談についての回答を手交
3 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米首脳会談に対するアメリカ側回答後の日米関係について意見具申
18:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、報道関係者への機密保持について注意を喚起
18:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米交渉に関するクレーギー駐日イギリス大使との会談内容を通知
4 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、和戦の見極めについて意見具申
5:30- (米時間 3日 16:30-)野村大使・ハル米国務長官会談
15:00- (時刻不明)第57回大本営政府連絡会議(議題:米側回答に対する帝国の態度)
19:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米側回答の真意を確認するよう訓令
6 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、大局的見地より国交調整を図るという日本側の趣旨を徹底するよう訓令
7 (時刻不明)豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関するグルー駐日アメリカ大使との会談内容を通知
11:20 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米側回答の真意の確認を急ぐよう訓令
8 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米首脳会談に対するアメリカ側回答についてのとりあえずの見解通知
20:30 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米側回答の真意の確認を急ぐよう訓令
9 16:00頃- 第58回大本営政府連絡会議(議題:米側回答に対する帝国の態度)
22:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談
10 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、アメリカ側回答へ譲歩しない限り首脳会談見込みなしとの観測を報告
(米時間 午後)野村大使、ハミルトン米国務省極東部長・バレンタイン米国務省参事官と会談
14:45 豊田外務大臣、野村大使に対し、日米首脳会談に関する米側回答についてのハル米国務長官との会談内容詳報を訓令
12 (時刻不明)近衛内閣総理大臣、豊田外務大臣・東条陸軍大臣・及川海軍大臣・鈴木企画院総裁と戦争の是非について会談、陸軍は中国からの撤兵に反対
13 18:45 豊田外務大臣、野村大使に対し、ウェルズ米国務次官との会談に際し米側の意向を打診するよう訓令
23:40 豊田外務大臣、野村大使に対し、若杉・ウェルズ会談内容の概略を直ちに通知するよう訓令
14 (米時間)野村大使、ターナー米海軍少将と会談
10:00-12:00 (米時間 13日 17:00-19:00)若杉公使、ウェルズ米国務次官と会談
15 19:00 豊田外務大臣、野村大使に対し、若杉・ウェルズ会談の継続を訓令
16 第三次近衛内閣総辞職
17 10:00- (米時間 16日 17:00-)野村大使、ハリファックス駐米イギリス大使と会談
10:00-12:00 (米時間 16日 17:00-19:00)若杉公使、ハル米国務長官・ウェルズ米国務次官と会談
13:05 豊田外務大臣、野村大使に対し、内閣総辞職にかかわらず、対米交渉を継続するよう訓令
18 東条英機内閣成立
5:00-6:30 (米時間 17日 16:00-17:30)若杉公使、ハル米国務長官・ウェルズ米国務次官と会談
21 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、内閣の交代にかかわらず、対米交渉を継続するよう訓令
23 14:00-17:30 第59回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
24 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、新内閣の交渉方針通報を要請
14:00-20:20 第60回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
25 (米時間)野村大使、プラット米海軍大将と会談
9:00-12:00 第61回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
27 14:00-18:20 第62回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
28 14:00-18:00 第63回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
29 (米時間 午後)若杉公使、本国に対し、アメリカ側との折衝より得た観測を報告
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米国交調整に関するアメリカ首脳等の見解について報告
13:00-22:00 第64回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
30 9:00-12:00 第65回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再検討)
31 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、駐アメリカ大使館関係者の強硬発言について真相究明を訓令
11 1 9:00-13:30 第66回大本営政府連絡会議(議題:国策遂行要領再決定、対米交渉要領決定)
2 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、日米国交調整の方針を5日の御前会議で決定する予定であることを通知
23:50 東郷外務大臣、野村大使に対し、日米交渉に関する駐日アメリカ・イギリス両国大使との会談内容を通知
3 参謀総長と軍令部総長、対米英蘭戦争作戦計画を上奏
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米国交調整に関する新内閣の方針について訓令を要請
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、6月21日付アメリカ側交換公文案についての本国よりの照会に回答
4 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、来栖大使の派遣を通知
18:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、日本側最終案(いわゆる「甲案」、「乙案」)を通報
23:30 東郷外務大臣、野村大使に対し、日本側最終案に対するイギリス・オランダ両国の了解をとりつけるよう米国へ要請するよう訓令
5 大本営、連合艦隊に対し、対米英蘭作戦準備及び準備地点への移動を発令
(時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、御前会議の決定に基づきまず「甲案」にて交渉を開始するよう訓令
(時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、日本を取り囲む状況により25日迄には日米合意に調印するよう訓令
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、「甲案」、「乙案」の英訳文通報を要請
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、ルーズヴェルト米大統領の会見を不公表にしたいと要請
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、新聞指導を要請
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、日米合意の形式についてのアメリカ側の意向について報告
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、イギリス・オランダの了解取り付けに関し問い合わせ
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、駐アメリカ大使館作成の「甲案」英訳文を通報
10:30-15:15 第7回御前会議(議題:対米交渉要綱(乙案・甲案)、帝国国策遂行要領)
15:35 東郷外務大臣、野村大使に対し、日米合意の形式について米側の意向を確認するよう訓令 ▲TOPへ
6 大本営、南方軍に南方要地域攻略準備命令
18:45 東郷外務大臣、野村大使に対し、ルーズヴェルト米大統領との会談内容を不公表とするよう訓令
19:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、来栖大使の派遣の事情を説明
7 「機密連合艦隊命令作2号」発令、10日から20日にかけ潜水艦隊出発
(時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、自衛権問題の取り扱いに関し訓令
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、「甲案」の修正英訳文について照会
15:20 東郷外務大臣、野村大使に対し、ハル米国務長官との会見要旨速報を訓令
23:00- (米時間 9:00-)野村大使・ハル米国務長官会談(若杉公使・バレンタイン米国務省参事官同席)、野村大使は「甲案」を手交
8 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、重要訓電は時間的余裕を持って発信するよう要請
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、ルーズヴェルト米大統領と海軍首脳部の秘密会談について通報
13:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、自衛権問題の取り扱いに関し注意喚起
9 18:50 東郷外務大臣、野村大使に対して、日支和平交渉に関するハル米国務長官の提案について、アメリカ側の意向を確かめるよう訓令
19:00 東郷外務大臣、野村大使に対して日米交渉に関する新聞指導について回答
20:10 東郷外務大臣、ドイツ、ブラジル、カナダ、イギリス、オーストラリア、ソ連駐在の各大公使に対して、日米交渉の現状について通知
10 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、対日戦争についてのアメリカ閣僚の内話について通報
14:05 東郷外務大臣、野村大使に対し、ルーズヴェルト米大統領へ交渉の急速妥結を申し入れるよう訓令
14:12 東郷外務大臣、野村大使に対し、ハル米国務長官の日中和平交渉提案に関し訓令
21:30 東郷外務大臣、野村大使に対し、グルー駐日アメリカ大使との会談内容を通知
11 (米時間 午後)野村大使、本国に対し、三国同盟問題が未解決であることを確認
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、アメリカは交渉中絶の意向であるとのタフト米上院議員発言の報道について報告
1:00-2:00 (米時間 10日 11:00-12:00)野村大使・ルーズヴェルト米大統領第7回会談(若杉公使・ハル米国務長官同席)
19:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、日米交渉は会談(「カンヴァセーション」)と言うべきものであり交渉(「ネゴシエーション」)ではないというグルー駐日アメリカ大使の意見を通知
20:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、事態は急を要するとし、「甲案」妥結の見込み及び今後の交渉見通しについて問い合わせ
12 1:00 東郷外務大臣、野村大使に対し、日米交渉を予備的なものであると了承しているという旨のクレーギー駐日イギリス大使の発言及び、東郷大臣の「帝国政府の最後的対案提示である」との発言を通知
13:30-16:00 第67回大本営政府連絡会議(議題:戦争経済基本方略、11月5日御前会議決定「帝国国策遂行要領」に関する対外措置決定)
13 (米時間)若杉公使、バレンタイン米国務省参事官と会談
(米時間 午前)野村大使、本国に対し、「乙案」の英訳文作成を依頼
5:00-6:30 (米時間 12日 15:00-16:30)野村大使・ハル米国務長官会談(甲案に対する米側回答について)
10:00-12:00 第68回大本営政府連絡会議(議題:対米英蘭蒋戦争終末促進に関する件)
15:15 東郷外務大臣、野村大使に対して、ハル米国務長官の自衛権問題に関する発言について問い合わせ
18:09 東郷外務大臣、野村大使に対し、「乙案」の修正について通知
14 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、「乙案」の形式変更について通知
(米時間 午後)野村大使、本国に対し、アメリカをめぐる現下国際情勢の観測を報告
15 第77回臨時議会召集
大本営、南方軍に対し、南方要域攻略を発令(実際の作戦開始は保留)
10:00-12:00 第69回大本営政府連絡会議(議題:対米英蘭蒋戦争終末促進決定)
11:45 東郷外務大臣、野村大使に対し、日中和平交渉提案の取り扱いについて注意喚起
21:00 (時刻不明)東郷外務大臣、野村大使に対し、「乙案」の英訳文を通報
23:00-0:30 (米時間 9:00-10:30)野村大使・ハル米国務長官会談(若杉公使・バレンタイン米国務省参事官同席)
23:20 東郷外務大臣、来栖大使に対し、交渉督促を訓令
16 大本営、南方軍・第14軍・第15軍・第16軍・南海支隊の戦闘序列を発令
3:30- (米時間 15日 13:30-)来栖三郎特命大使、ワシントンに到着
16:13 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、交渉の急速妥結を訓令
17 東条内閣総理大臣、臨時議会において対米政策について演説
(米時間)佐藤在シアトル領事、本国に対し、来栖大使渡米に関するアメリカ各紙の論調について報告
(米時間 午前)野村・来栖両大使、本国に対し、太平洋の政治的安定問題への対応について請訓
19:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、太平洋の政治的安定問題への対応について訓令
19:35 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、無差別原則に関する日本側の解釈を通知
20:10 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、米側提案の経済政策への対応について訓令
18 0:00- (米時間 17日 10:00-)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談
1:00- (米時間 17日 11:00-)野村・来栖両大使、ルーズヴェルト米大統領と会談
23:50 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、会談内容発表の方法について訓令
19 (米時間 午前)野村、来栖両大使、本国に対し、南部仏領インドシナ撤兵を主眼とする妥協案に賛成者多しとのアメリカ閣僚談話を通報
(米時間 午前)野村・来栖両大使、本国に対し、緊迫した日米関係を打開するための暫定的取り決めについて意見を具申
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、南部仏領インドシナ撤兵の意思表示あるときはアメリカ側も対日石油輸出を行うとのアメリカ閣僚談話を通報
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、交渉進捗状況に伴う在アメリカ邦人引き揚げ船回航について意見を具申
0:30-3:15 (米時間 18日 10:30-13:15)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談、野村・来栖は独自の打開策を提案
21:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、ハル米国務長官との会談を見合わせるよう訓令
20 寺内寿一南方軍総司令官、南方攻略命令
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、イギリス・オランダとの交換公文案英文案作成を依頼
0:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」の提示を訓令
0:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」の修正を訓令
0:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」に挿入すべき南部仏領インドシナ撤兵に関する条項について説明
7:00- (米時間 19日17:00-)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談
9:00-10:30 第70回大本営政府連絡会議(議題:南方占領地行政実施要領決定、対米交渉について外務大臣説明)
20:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、野村大使の試案拒否を通知
21 大本営、連合艦隊に対し、作戦待機海域への移動を発令
(米時間)来栖大使、ハル米国務長官と会談(22日会談の打ち合わせ)
1:00-2:30 (米時間 20日 12:00-13:30)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談、野村は「乙案」を手交
20:33 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日米了解事項についてのイギリス、オランダ両国との交換公文案通知
20:46 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対して、「乙案」の前文案を通知
22 13:10 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日米了解文書の調印を29日までに完了するため交渉を促進するよう訓令
14:00-16:00 第71回大本営政府連絡会議(議題:開戦名目、対米交渉の乙案の保障、対タイ措置要綱決定)
22:00-1:00 (米時間 8:00-11:00)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談
23:45 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、提示した「乙案」の内容について確認
23 0:10 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、ルーズヴェルト米大統領の「紹介」による日中和平を推進するよう訓令
24 (時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、南部仏領インドシナ撤兵及び日中和平などに関するグルー駐日アメリカ大使との会談内容を通知
(時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日米了解文書の調印は東京時間11月29日とすることを確認
19:40 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」の徹底を訓令
25 (米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、イギリス・オランダとの交換公文案の英文案作成を依頼
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、「乙案」に対するアメリカ側回答の遅延について報告
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、ハル米国務長官と関係各国大使との協議について通報
26 ハワイ作戦機動部隊ヒトカップ湾を出撃
(時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、電話連絡に際して使用する隠語を通知
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、状況打開のため昭和天皇とルーズヴェルト米大統領との親電交換について意見具申
10:00-12:00 第72回大本営政府連絡会議(議題:日米交渉その後の経過説明、乙案保障中の石油の数量について)
12:20 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」の貫徹を訓令
18:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、交渉妥結の際のアメリカ、オランダからの石油の輸入に関し訓令
27 (米時間)野村・来栖両大使、本国に対し、交渉打ち切りの際の処置について意見具申
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、ルーズヴェルト米大統領と軍部首脳との秘密会談について通報
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、交渉決裂の際のアメリカによる蘭領東インド保護占領の可能性について照会
6:45-8:45 (米時間 26日 16:45-18:45)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談、ハルは乙案を拒否し所謂「ハル・ノート」を手交
14:00-16:00 第73回大本営政府連絡会議(議題:重臣の御前会議出席問題、宣戦の事務手続き決定、戦争遂行に伴う国論指導要綱決定)
15:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「乙案」の英文修正について訓令
15:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、米国による蘭領東インド保護占領の可能性について照会
28 (時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「ハル・ノート」への対応について訓令
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、日本のタイ進駐の場合、アメリカの蘭領東インド保護進駐の可能性について通報
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、アメリカ側の所謂「ハル・ノート」公表とその反響について報告
4:30- (米時間 27日 14:30-)野村・来栖両大使、ルーズヴェルト米大統領と会談
29 16:00-17:00 第74回大本営政府連絡会議(議題:戦争決意に関する12月1日御前会議の議題決定、開戦決意に伴う国内外に対する措置、独伊に対する外交措置)
30 (時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「ハル・ノート」に関し米国の反省を求めるよう訓令
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、「東条内閣総理大臣演説」に対する反響を報告
12 1 (米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、局面打開のための首脳会談再検討を具申
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、「東条内閣総理大臣演説」等に関して意見具申
8:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、情勢が逼迫しているので米国側の動静に警戒するよう訓令
11:59 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「東条首相演説」の新聞発表経緯について通知
14:05-16:00 第8回御前会議(議題:対米英蘭開戦決定)
2 0:15- (米時間 1日 10:15-)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談 ▲TOPへ
3 「ニイタカヤマノボレ1208」発信(真珠湾攻撃命令)
(時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、仏領インドシナ駐留兵力増強に関する米国側覚え書きに対する回答を訓令
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、「東条内閣総理大臣演説」により日米関係は最も緊迫せりとのフライシャー談話を通報
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、スタンレー・ジョーンズを通じての和戦に関するルーズヴェルト米大統領の意向打診について報告
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、仏領インドシナ駐留兵力増強に関するアメリカ側覚書への回答について意見具申
0:15- (米時間 2日 10:15-)野村・来栖両大使、ウェルズ米国務次官と会談、ウェルズは仏領インドシナ駐留兵力増強に関する米側覚書を手交
9:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日米首脳会談の再提議は不適当であると訓令
9:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日本側最終案について確認
9:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、日本側最終案の徹底を訓令
4 マレー半島上陸部隊、海南島を出撃
11:59 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、仏領インドシナ駐留兵力増強に関する米国側覚え書きに対する回答を訓令
14:00-16:00 第75回大本営政府連絡会議(議題:対米最後通牒に関する文案、開戦に伴い満州国にとらしむべき措置決定、オランダの取り扱い決定)
5 (米時間)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談(仏領インドシナ駐留兵力増強>について)
6 (時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「対米覚書」発電に関し訓令
(時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「対米覚書」準備の際、タイピストを使用しないよう訓令
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、局面打開のための側面工作について報告
(米時間 午後)野村・来栖両大使、本国に対し、ルーズヴェルト米大統領発天皇宛親電発電を報告
10:00-12:00,15:00-18:30 第76回大本営政府連絡会議(議題:対独交渉、対米最後通牒、対タイ交渉開始時期指示、開戦に伴う支那の取り扱>い、宣戦の詔勅、国際情勢の急転の場合支那にとらしむべき措置決定、援ソ物資阻止に関する対独通告文決定、詔書案)
20:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「対米覚書」を発電
7 (時刻不明)東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、両大使以下大使館員に対し慰労の意を伝達
14:00 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、ルーズヴェルト米大統領の天皇宛親電に関し照会
17:30 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「対米覚書」手交を訓令
19:20 東郷外務大臣、野村・来栖両大使に対し、「対米覚書」の一部修正を訓令
8 アメリカ・イギリスに対する宣戦の詔書
2:30 (英領マレー時間 3:30)マレー半島上陸開始
3:19 (ハワイ時間 7日 8:19)真珠湾攻撃開始
4:20 (米時間 7日 14:20)野村・来栖両大使、ハル米国務長官と会談、両大使は日本側最後通牒を手交
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