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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 樺太庁鉄道課は1936年12月、新設の交通部に設置された。樺太庁の鉄道については、1918年6月の樺太庁鉄道事務所官制により、鉄道事務所の所掌となった。鉄道事務所は、樺太庁長官の管理に属し、鉄道及び付帯の業務、軽便鉄道及び軌道の監督に関する事務事項を分掌した。36年12月、鉄道課設置に伴い、鉄道事務所と鉄道課との間で事務分掌が調整された。これにより、鉄道課は鉄道事業の規劃監督に関する事項、鉄道職員の保健及び教養に関する事項、鉄道事業の会計に関する事項、鉄道の建設及び改良に関する事項、地方鉄道及び軌道に関する事項、鉄道及び軌道以外の陸運に関する事項、その他鉄道及付帯事業に関する事項を分掌することとなった。1943年、内地編入に伴う組織再編により、鉄道に関する事務は鉄道省が直轄して担当することとなり、交通部鉄道課は鉄道省樺太鉄道局に再編された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 1936年12月の官制の改正については、A03022062100(1936年12月)を参照。樺太庁鉄道事務所官制については、A03021144400(1918年6月)を参照。鉄道課と樺太庁鉄道事務所の分掌調整については、A01200717700(1936年11月)を参照。鉄道課の事務分掌については、B14090063300(1941年8月)を参照。内地編入後の官制改正についてはA03022809000(1943年3月)を参照。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、350-352・874頁。樺太庁『樺太庁施政三十年史(下)』(明治百年叢書224)原書房、1974年(原著は1936年発行)、1225-1230頁。 |
歴代長官 部局長等 |
大島忠康(1937年1月1日現在)/島田毅一・鉄道課長心得(1938年7月1日現在)/島田毅一(1940年8月15日現在)/白井八州雄・課長事務取扱(1942年7月1日現在) |