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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 交通部逓信課は、1936年12月、交通部の新設に伴い内務部から移管された課。内務部管轄時より引き続き、通信事業の規画監督、通信事業の会計、通信事業用品の配給、電信電話の建設及び保守、電信電話の技術、電報調査、収入印紙及び郵便切手類、為替資金、郵便物の逓送、通信吏員の養成、電気事業に関する事項などを分掌した。くわえて、気象、航空、船舶及び航路標識、船員職業能力の登録、電力調整令施行、簡易生命保険及び郵便年金の現業事務の監督、簡易生命保険及び郵便年金の積立金貸付、簡易生命保険の被保険者の保健施設に関する事項など、交通、通信、電気に関する事項を広く取り扱うようになった。1943年の内地編入による組織再編で、通信に関する事務は逓信省が直轄して担当することとなった。これに伴い交通部逓信課は解消され、新設の豊原逓信局に再編された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 1936年12月の官制の改正については、A03022062100(1936年12月)を参照。1941年8月の事務分掌規程については、B14090063300(1941年8月)を参照。1943年の樺太庁の内地編入に伴う行政財政措置については、A03010099600(1943年1月)を参照。樺太終戦史刊行会編『樺太終戦史』全国樺太連盟1973年、63・68頁。 |
歴代長官 部局長等 |
上野省三(1937年1月1日現在)/長野眞水(1938年7月1日現在)/上山太佐久(1941年8月15日現在) |