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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 樺太庁水産課は1907年4月、官制にもとづき第一部に設置された課。水産に関する事項、水産組合及び漁業組合に関する事項、漁業用地に関する事項を分掌した。1909年6月、分課規程により第二部の所管となる。1913年12月、第二部の拓殖部への改称に伴い拓殖部の所管となる。拓殖部が内務部へ統合された1914年11月以降は内務部の所管となったが、1918年6月の分掌規程で、再び拓殖部の所管となる。拓殖部が内務部へ再統合された1924年12月より、内務部の所管となる。1927年6月、農林部が設置された際も内務部の所管となり、従来の分掌に加え、水産物製造に関する事項、水産動植物の蕃殖保護に関する事項、水産試験場に関する事項を分掌した。1932年2月に農林部に移管され、農林部が殖産部に改称された1936年12月以降は殖産部の所管となる。1943年4月、内地編入後の官制改正により経済部の所管となった後、1944年7月、経済第一部の設置に伴い、同部の所管となった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 官制については、A03020704800(1907年3月)、A03020984900(1913年12月)、A03021020200(1914年11月)を参照。1941年8月の事務分掌規程については、B14090063300(1941年8月)を参照。内地編入後の官制改正についてはA03022809000(1943年3月)を参照。「樺太庁事務分掌規程左ノ通定ム」樺太庁訓令第21号、1918年6月6日(『官報』第1768号、1918年6月25日)。「樺太庁事務分掌規程中左ノ通改正ス」樺太庁訓令第315号、1927年6月29日(『官報』第239号、1927年10月13日)。「樺太庁事務分掌規程中左ノ通改正ス」樺太庁訓令第31号、1932年2月11日(『官報』第1575号、1932年4月2日)。樺太庁『樺太庁施政三十年史(上)』(明治百年史叢書223)、原書房、1974年(原著は1936年発行)、159-162頁。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、350-352頁。 |
歴代長官 部局長等 |
岡本暁・内務部水産課長(1929年1月1日現在)/鎌田穣(1935年7月1日現在)/鎌田穣・殖産部水産課長(1937年1月1日現在)/村井正雄・殖産部水産課長(1938年1月1日現在) |