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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 度量衡所(度量衡検定所)は、1916(大正5)年からの準備調査を経て、1918(大正7年)6月に樺太庁事務分掌規程が定められた際に、度量衡機の検定及び取締に関する事務を所管するものとして設置された。1919(大正8)年9月には庁令による度量衡規則が定められたが、1923(大正12)年には内地と同様の度量衡法が樺太にも適用された。度量衡検定には甲種と乙種の二種類があり、樺太庁長官はこのうち乙種の検定を行うほか、商工大臣の委任により甲種検定の一部を行っていた。設置当初は拓殖部の所管にあったが、1924(大正13)年12月に同部が内務部に統合されると度量衡所も内務部の所管となり、以後も内務部の所管であり続けた。1943(昭和18)年4月、樺太の内地編入に伴う組織改革により、度量衡所は廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「樺太庁事務分掌規程」(大正7年6月6日樺太庁訓令第21号)、『官報』第1768号、大正7年6月25日。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、344-353頁。樺太庁編『樺太庁施政三十年史』1936年、155-162頁、949-959頁。 |
歴代長官 部局長等 |
森本節躬・地方課長兼務(1928年7月1日現在)/河井智茂・地方課長兼務(1931年7月1日現在)/上野武雄・地方課長兼務(1933年1月1日現在)/北村得三・地方課長兼務(1939年1月20日現在)/栗山松一・商工課長兼務(1941年8月15日現在)/蜂須賀芳太郎・商工課長兼務(1942年7月1日現在) |