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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 樺太庁内務部逓信課は、1918(大正7)年6月に樺太庁事務分掌規程が定められた際、それまでの内務部通信課(1909(明治42)年6月までは第一部交通課)を引き継ぐ形で新設された。同規程により逓信課は、通信事業の規画監督、通信事業の会計、通信事業用品の配給、電信電話の建設及び保守、電信電話の技術、電報調査、収入印紙及び郵便切手類、為替資金、郵便物の逓送、通信吏員の養成、電気事業という11項目の事項を所管するとされ、課内には庶務係、監督係、規画係、工務係、会計係、保険係の計6係が置かれた。電気事業に関する事務の一部は、警察部保安課が一部を分掌していた。1936(昭和11)年12月に交通部が新設されると、逓信課は内務部から交通部に移管された。1943(昭和18)年4月に樺太の内地編入に伴う組織再編が行われた際、通信に関する事務は逓信省が直轄して担当することとなり、逓信課の業務は豊原逓信局に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「樺太庁事務分掌規程」(大正7年6月6日樺太庁訓令第21号)、『官報』第1768号、大正7年6月25日。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、344-353頁、913-961頁。樺太庁編『樺太庁施政三十年史』1936年、155-162頁。 |
歴代長官 部局長等 |
木原元雄(1922年7月1日現在)/兒玉富太郎(1926年7月1日現在)/宮﨑雷八(1931年7月1日現在)/上野省三(1936年1月1日現在) |