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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 樺太庁内務部財務課は、1918(大正7)年に樺太庁事務分掌規程が定められた際、それまでの主計課、庶務課、会計課を統合する形で新設された。財務課は同規定により、予算及び決算、予備金の支出、収入及び支出、歳入歳出外現金、金融、貨幣及び銀行、税務、会計の統一、会計の監査、出納官吏及び出納員、計算証明、俸給・給料・手当・旅費その他給与、保管物および供託物、官有財産の管理及び処分、物品の出納及び保管、物件の売買貸借及び運送、庁内取締、傭人という18項目の事項を所管することとなった。1927(昭和2)年に財務課から分離して会計課が新設された後は、予算及び決算、租税、酒類及び醤油の醸造の指導及び分析鑑定、出納官吏出納員、保安物および供託物、計算証明、会計委託検査、会計の監督、金融貨幣及び銀行、信託及び無尽という10項目を所管することになった。1936(昭和11)年には、財務課から分離して税務課が新設された。1943(昭和18)年3月に樺太の内地編入に伴い、財務課は内政部財務課に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「樺太庁事務分掌規程」(大正7年6月6日樺太庁訓令第21号)、『官報』第1768号、大正7年6月25日。「樺太庁事務分掌規程中左ノ通改正ス」(昭和2年6月29日樺太庁訓令第315号)、『官報』第229号、昭和2年10月13日。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、344-353頁。樺太庁編『樺太庁施政三十年史』1936年、155-162頁。 |
歴代長官 部局長等 |
石坂豊一(1920年7月1日現在)/平山萃(1925年1月1日現在)/宮﨑雷八(1928年7月1日現在)/森本節躬(1931年7月1日現在)/三東忠之介(1932年7月1日現在)/片谷善三郎(1940年2月1日現在)/加藤陸郎(1941年8月15日現在) |