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地域 | 関東州 |
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都市名 | 旅順 |
解説 | 関東長官官房は、1919(大正8)年4月に関東庁官制が施行されたことにより設置された。設立当初の長官官房は秘書課と文書課を擁するのみだったが、1921(大正10)年6月に関東庁事務分掌規程が施行されたことにより、新たに会計課と参事官室が設けられ、1923(大正12)年1月にはさらに法務課が設けられた。行政整理のための1924(大正13)年12月の関東庁官制改正に伴い、会計課は財務部、法務課は内務部地方課に統合され、外事部の所管が関東長官官房に移ったため、関東長官官房は以後、秘書課、文書課、外事課、審議室という3課1室体制で運営されるようになった。1930(昭和5)年9月20日には臨時国勢調査課が設けられたが、1932(昭和7)年7月12日には臨時国勢調査課が廃止されるとともに、人事課と調査課が設けられた。1934(昭和9)年12月に関東局官制が施行され関東庁が廃止されると、関東長官官房の業務は関東局官房に引き継がれた。 |
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参考資料 | 関東局編『関東局施政三十年史』、1936年、51-59頁。 |