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地域 | 関東州 |
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都市名 | 旅順 |
解説 | 関東都督府官房は、1906(明治39)年9月に関東都督府官制が施行されることで設立された。同官制により、都督官房は機密に関する事務を所管し、副官1人と秘書官1人が置かれることになった。副官には陸軍左尉官が充てられ、秘書官は奏任とされた。加えて同月に施行された関東都督府官房並民政部分課規程により、官房には秘書課、文書課、外事課が置かれた。1917(大正6)年7月に施行された関東都督府官房、民政部及警務部分課規程により、官房は秘書課と文書課のみとなり、外事課の業務は民政部に移管された。1919(大正8)年4月に関東庁が創設されたことにより関東都督府は廃止され、これに従い関東都督官房も廃止された。 |
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参考資料 | 1906年9月施行の関東都督府官制について、A03020679800を参照。「官房並民政部分課規程」(1906年9月1日訓令第35号)関東都督府文書課編『関東都督府法規提要 明治40年8月現行』満洲日日新聞社、1907年。6-14頁。「官房並民政部分課規程」(1908年12月17日訓令第116号)関東都督府文書課編『関東都督府法規提要 明治42年10月現行』満洲日日新聞社、1909年、67-70頁。「関東都督府官房、民政部及警務部分課規程」(1917年7月31日関東都督府訓令第32号)『官報』第1507号、大正6年8月9日、201-202頁。 |