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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 朝鮮総督府勧業模範場は、1910年10月1日に設置された。1910年9月30日(勅令第370号)の朝鮮総督府勧業模範場官制によれば、1)産業の発達改良に資する調査および試験、2)物産の調査ならび産業上必要なる物料の分析および鑑定、3)種子、種苗、種禽および種畜の配布、4)原蚕種の製造および配布、5)産業上の指導、講習および通信の事項を掌った。また、勧業模範場には、農林学校が附置された。1925年改正の朝鮮総督府勧業模範場官制によれば、職員は、場長、技師(専任14人、奏任、内一人を勅任とすることができる)、属(専任7人、判任)、技手(専任25人、判任)だった。場長は、朝鮮総督の指揮監督を承け場中一切の事務を掌理し部下の職員を監督した。技師は、場長の命を承け技術を掌った。属および技手は、上官の指揮を承け庶務および技術に従事した。朝鮮総督府は必要と認める地に、勧業模範場の支場または出張所を設けることができた。1929年9月、勧業模範場は改称され、朝鮮総督府農事試験場となった。 |
上位の階層 | |
下位の階層 | |
参考資料 | アジ歴:C02030813100、A01200591200、A06032035200 |
歴代長官 部局長等 |
1915年当時の勧業模範場長は、本田幸介(農学博士)。 |