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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 日中戦争期に設置された施設で、青年層に社会教化を担わせるための教育を施した。1939年8月に設けられ、学務局長が所長を務めた。朝鮮総督府中堅青年修練所規程によると「社会の指導的地位に立つべき青年男女に対し、堅実なる国家観念と鞏固なる国民的信念を涵養し、皇国臣民たるの矜持を確保せしめ、社会指導の中堅人物として活動すべき資質を錬成する」ことを目的とした。修練は4月~翌3月を3期に分け、1期につき3~4か月にわたっておこなわれ、「国体概論及び国史、修身及び公民科、常識講座、実業講座、行事、武道」が科目とされた。修練生になるには道知事の推薦を必要とし、入所後は修了まで寮生活で本人の希望で退所することは認められなかった。規定は1940年5月に改定され、修練期間が3期から5期になった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第45号、1939年8月3日(『朝鮮総督府官報』1939年8月3日)「朝鮮総督府中堅青年修練所規程」朝鮮総督府令第59号、1939年4月20日(『官報』1939年6月29日)「朝鮮総督府中堅青年修練所規程改正」朝鮮総督府令第120号、1940年5月3日(『官報』1940年6月20日) |