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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 1943年12月の改編で農林局の後継として設置された。このとき殖産局が鉱工局に改編して鉱工業に特化したことで、農商局では農林局で扱った事項に加えて、商務に関するものも掌った。農商局には、農務課、糧政課、農業資料課、耕地課、水産課、商務課、そして農業土木技術員養成所が置かれた。このうち、農務課、糧政課、水産課が農林局からの継承、農業資料課と耕地課が新設、商務課は殖産局商工課からの移管である。その後、戦争の進展にあわせて機構は変化した。1945年3月には農村指導者及び農村中堅青年の修練を目的とした中央農業修練道場を設け、また、同年4月の改編では農商課と生活物資課を新設、農商課、農産課、糧政課、水産課、生活物資課の5課と1養成所、1道場という組織になった。この改編を最後に、1945年8月に敗戦、農商局は1年8か月で幕を閉じた。 |
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参考資料 | 「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第88号、1943年12月1日(『朝鮮総督府官報』1943年12月1日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第13号、1945年3月31日(『朝鮮総督府官報』1945年3月31日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第18号、1945年4月17日(『朝鮮総督府官報』号外1945年4月17日) |