トップページ > グロッサリー検索
地域 | 朝鮮 |
---|---|
都市名 | 京城 |
解説 | 外務部は領事館・外国旅券事務のほか、外国人、移民、在外朝鮮人に関する業務を主に掌った部署である。1937年7月に機構が改編され、総督官房に置かれていた外事課を外務部と改称した。従来、朝鮮総督府は朝鮮人の満洲移民を進め、また日本の輸出貿易振興のために朝鮮に関係する海外商況を調査しており、これらは外事課の業務となっていた。日中戦争勃発後、中国からの朝鮮人避難民に関する業務が増加し、また外国領事館との折衝も増加したため、機構の改編が迫られたのである。1939年8月には、総督官房から外務部を分離、外事部として外務課及び拓務課の二課を設置し、事務を分掌した。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 外務部の官制についてはB14090014500、B14090062300、B14090063200を参照。「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第50号、1937年7月16日(『朝鮮総督府官報』第3150号、1937年7月16日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第45号、1939年8月3日(『朝鮮総督府官報』第3761号、1939年8月3日) |
歴代長官 部局長等 |
初代外事部長 松澤龍雄初代外務課長 田中保太郎初代拓務課長 辻桂五 |