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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 外事課は、渉外事項ならびに、領事館や外国文書、外国人、移民、在外朝鮮人に関する業務を掌った一課である。1912年3月の改組で、官房に置かれた外事局が1915年5月に外事課と改称し、「領事館及び外国人、海外移民及び在外朝鮮人、外国文書の起草及び翻訳、その外渉外」に関係することを掌った。1919年8月には、3月の大規模な独立運動を経て組織改編がおこなわれたが、官房では武官室が廃止され、秘書課・参事官室・外事課の3課体制になった(のちに監察官室が追加)。1928年3月の改組で、官房外事課は一度廃止され、業務は新設された総督官房総務課に引継がれたが、翌1929年11月に復活、「領事館及び外国人に関する事項、海外移民及び在外施設に関する事項」を主管した。外事課はその後も官房内の一課として置かれたが、日中戦争が拡大されるにしたがって1937年7月に外務部と名称を変え、機構を改めた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第27号、1912年3月30日(『朝鮮総督府官報』第475号、1912年3月30日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第26号、1915年5月1日(『朝鮮総督府官報』号外、1915年5月1日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第6号、1928年3月30日(『朝鮮総督府官報』号外、1928年3月30日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第53号、1929年11月8日(『朝鮮総督府官報』号外、1929年11月8日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第50号、1937年7月16日(『朝鮮総督府官報』第3150号、1937年7月16日) |
歴代長官 部局長等 |
初代外事部長 松澤龍雄初代外務課長 田中保太郎初代拓務課長 辻桂五 |