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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 文書課は1910年10月、総務部に設置され、文書、官印、官報、統計に関する業務を主管した。1912年4月に総務部が官房総務局に改編されると、文書課は総務課に改称されたが、1919年8月の改組で総務局は庶務部に改められ、総務課は文書課の名称に戻った。庶務部は1924年12月に廃止、文書課は官房直属となったが、このとき、調査課が廃止され、文書課が「内外事情の調査」、「各種報告並びに印刷物」などの業務を引継いだ。その後も文書課は、官印の管理、文書の接受・発送・査閲・編纂保存や、官報、図書・印刷物、統計や調査に関することを掌ったが、戦時体制期の1942年11月に総務局が設置されるとそこへ編入された。約1年後の1943年12月に総務局は廃止、文書課はふたたび官房の下に編入されたが、このとき、企画室で扱っていた政策や法令に関する業務と外務課で扱っていた「在外朝鮮人の保護撫育」に関することが加えられた。 |
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参考資料 | 管掌事項の改編についてはB14090062700を参照。「朝鮮総督府事務分掌規程」朝鮮総督府訓令第2号、1910年10月1日(『朝鮮総督府官報』第29号、1910年10月1日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第27号、1912年3月30日(『朝鮮総督府官報』第475号、1912年3月30日「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第30号、1919年8月20日(『朝鮮総督府官報』号外、1919年8月20日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第34号、1924年12月25日(『朝鮮総督府官報』号外、1924年12月25日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第54号、1942年11月1日(『朝鮮総督府官報』号外、1942年11月1日)「朝鮮総督府事務分掌規程改正」朝鮮総督府訓令第88号、1943年12月1日(『朝鮮総督府官報』号外、1943年12月1日) |