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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 台湾における文教・宗教・社会行政事務を一括的に管掌するため、1926年10月に内務局文教課が文教局として昇格した。内部に庶務係、督学室、学務課、社会課が置かれ、庶務係では局内庶務について、督学室では学事視察や教育教化の指導改善などについて、学務課は学校教育や図書の編修・検定などについて、社会課では神社・宗教、図書館・博物館、社会教育や社会福祉などについて所掌した。1929年には編修課が設置され、図書の編修、検定、出版に関する事項を所掌した。1938年、国民精神研修所が局内に置かれ、国民精神の研修に関する事務も管掌した。1943年、錬成課が設置され、青年学校や勤行報国青年隊、青少年団、国民精神研修所に関する事項について所掌することになった。1940年7月、教学課、援護課の二課体制となり、教学課では神社・宗教、学事や学徒動員などについて、 援護課では軍事援護や戦時災害保護などについて所掌した。 |
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参考資料 | 台湾総督府文教局の官制については、A03021623700を参照。国民精神研修所の設置に関しては、A03022223200を参照。「台湾総督府官房並各局事務分掌規程中改正」台湾総督府訓令第77号、1926年10月12日(台湾総督府『府報』号外、1926年10月12日)。「台湾総督府官房並各局事務分掌規程中改正」台湾総督府訓令第15号、1929年4月1日(台湾総督府『府報』第631号、1929年4月1日)。「台湾総督府事務分掌規程中改正」台湾総督府訓令第76号、1938年10月1日(『台湾総督府官報』第450号、1938年10月1日)。「台湾総督府事務分掌規程中改正」台湾総督府訓令第86号、1945年7月27日(『台湾総督府官報』第998号、1945年7月27日)。 |
歴代長官 部局長等 |
台湾総督府文教局長木下信(事務取扱) 1926年10月12日~1927年2月22日石黒英彦 1927年2月22日~1929年8月10日杉本良 1929年8月10日~1931年5月8日大場鑑次郎 1931年5月8日~1932年3月15日安武直夫 1932年3月15日~1935年4月1日深川繁治 1935年4月1日~1936年10月16日 島田昌勢 1936年10月16日~1940年11月13日梁井淳二 1940年11月13日~1942年7月3日西村高兄 1942年7月3日~1944年3月20日森田俊介 1944年3月20日~1945年2月28日成田一郎(事務取扱) 1945年2月28日~1945年3月22日西村徳一 1945年3月22日~ |