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地域 |
中部太平洋諸島
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都市名 |
パラオ諸島
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解説 |
第30根拠地隊は、1942年4月10日に編成された第3根拠地隊を母体とする。その後同隊は改編増強を重ね、6月15日に第43警備隊となり、1944年1月10日、中部太平洋方面艦隊隷下に第30特別根拠地隊としてパラオの防衛を主たる任務として設立された。3月1日、第30根拠地隊に改編。第43警備隊、第2海上護衛隊パラオ方面部とともに諸作戦に参加した。4日、中部太平洋方面艦隊の新設に伴い、その隷下に入る。7月18日以降、この時点で機能を喪失していた中部太平洋方面艦隊司令部から第3南遣艦隊司令長官の隷下に編入。9月にはじまったペリリューの戦いでは、西カロリン航空隊とともに魚雷挺身攻撃隊および附属航空隊など一部が参加。パラオ地区集団司令官の指揮を受けた。10月23日、武功抜群として連合艦隊司令長官海軍大将豊田副武より感状授与。その後も複数回、感状と昭和天皇の「御嘉尚」を受く。10月末、魚雷艇鈊攻撃隊長海軍中佐遠藤谷司は10月末に米輸送船団を奇襲。終戦時の司令官は海軍少将伊藤健三。同地にて終戦。復員の有無は不明。
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参考資料 |
秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第二版、東京大学出版会、2005年8月、第2版、478 ~ 480頁
アジ歴Ref:C08030269300、1画像目。
『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦』付表1。
『戦史叢書 中部太平洋陸軍作戦<2>』63、148~150、157、158、198~199頁
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