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地域 |
中部太平洋諸島
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都市名 |
パラオ諸島
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解説 |
西カロリン海軍航空隊は、1944年7月10日、第1航空艦隊第61航空戦隊隷下として最初に編成された海軍乙航空隊の一つである。乙航空隊の常として、有力な飛行戦力を持たなかった。第30根拠地隊の編制下、ペリリュー島を中心とする西カロリン諸島の防衛を務めた。8月下旬、T1空襲部隊の一部としてペリリュー島防衛の準備に入る。22日、司令部のみダバオへ。9月にはじまったペリリューの戦いでは、9月29日、武功抜群として連合艦隊司令長官海軍大将豊田副武より感状授与。その後も複数回、感状と昭和天皇の「御嘉尚」を受く。司令である海軍大佐大谷龍蔵はペリリュー島の戦いにて1944年9月26日戦死。その後部隊はペリリュー地区隊に加わり、同戦に参加。部隊は、終戦時は第61航空戦隊隷下にあるが、復員の有無は不明。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 海軍航空概史』455~463、付表第3。
『戦史叢書 中部太平洋陸軍作戦<2>』63、157、198頁
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