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地域 | 南洋群島 |
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解説 | 水産試験場は1931年5月、パラオ諸島コロール島に設置された機関。1937年7月「南洋庁水産試験場官制」において、試験場は南洋庁長官の管理に属し、場長は技師が長官の指揮監督を受けて掌理すると定められた。主に水産に関する調査、鑑定、種苗・種卵の配布などの事務を掌った。1940年の官制改正で職員を増員したが、戦況が悪化してきた1943年2月に減員した。1945年8月日本敗戦後は実効性を喪失し、解体した。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「南洋庁水産試験場官制」南洋庁勅令第315号、1937年7月8日(『官報』第3154号、1937年7月9日)「南洋庁水産試験場官制中左ノ通改正ス」南洋庁勅令第7号、1940年1月6日(『官報』第3898号、1940年1月8日)「南洋庁水産試験場官制中左ノ通改正ス」南洋庁勅令第663号、1940年10月3日(『官報』第4125号、1940年10月4日)「南洋庁水産試験場官制中左ノ通改正ス」南洋庁勅令第62号、1943年2月5日(『官報』第4819号、1943年2月6日)「南洋庁ニ左ノ通水産試験場ヲ設置セリ」南洋庁告示第10号、1931年5月12日(『官報』第1351号、1931年7月2日) |
歴代長官 部局長等 |
上野省三(1931年7月1日現在)/河村兵三(1938年7月1日現在)/岡島清(1940年8月15日現在) |