トップページ > グロッサリー検索
地域 | 南洋群島 |
---|---|
都市名 | コロール島 |
解説 | 交通課は、南洋群島において郵便や航空、船舶等に関する業務を行った部署である。1924年12月25日訓令第54号により南洋庁事務分掌規程が制定、部制が廃止となり、長官官房及び5課(庶務課・財務課・警務課・拓殖課・通信課)が設置された。さらに1935年6月1日訓令第9号により事務分掌規程が改正され、このとき主に通信課の業務を移管する形で交通課が設置された。交通課では、主に①郵便、電信、電話及び為替貯金、②簡易保険、③航路、船舶及び航路標識、④航空、⑤電気事業に関する業務が行われた。1936年12月16日勅令第142号により部制が復活すると、翌17日には南洋庁訓令第29号により南洋庁事務分掌規程が改正され、交通課は拓殖部に設置された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 訓令第54号については、『官報』第3735号1924年12月25日訓令第9号については、『南洋庁公報』14巻、153-156頁。勅令第142号については、『官報』第2989号1936年12月17日南洋庁訓令29号については、『南洋庁公報』16巻、397-398頁。 |
歴代長官 部局長等 |
高坂喜一(1935年7月1日現在) |