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地域 | 南洋群島 |
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都市名 | コロール島 |
解説 | 水産課は、南洋群島において水産業等に関する業務を行った部署である。1924年12月25日訓令第54号により南洋庁事務分掌規程が制定、部制が廃止となり、長官官房及び5課(庶務課・財務課・警務課・拓殖課・通信課)が設置された。さらに1935年6月1日訓令第9号により事務分掌規程が改正され、このとき水産課が設置された。水産課では、主に①水産業、②水産動植物の蕃殖保護及び漁業取締、③漁船、④水産物の検査、⑤水産冷凍業、⑥水産組合その他水産団体、⑦海洋その他水産の調査、⑧水産試験場に関する業務が行われた。1936年12月16日勅令第142号により部制が復活すると、翌17日には南洋庁訓令第29号により南洋庁事務分掌規程が改正され、水産課は拓殖部に設置された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 訓令第54号については、『官報』第3735号1924年12月25日訓令第9号については、『南洋庁公報』14巻、153-156頁。勅令第142号については、『官報』第2989号1936年12月17日南洋庁訓令29号については、『南洋庁公報』16巻、397-398頁。 |
歴代長官 部局長等 |
上野省三(1935年7月1日現在) |