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地域 | 南洋群島 |
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都市名 | コロール島 |
解説 | 拓殖課は主に植民地の選定、区画及び測量、移民、未開墾地の管理及び処分に関する事務を掌った。1924年12月「南洋庁官制改正」で行財政整理の一環として部制を廃止し、組織を簡素化したことで置かれた課の一つ。同年月の南洋庁事務分掌規程において庁内に長官官房、庶務課、財務課、警務課、拓殖課、通信課を設置。拓殖課は農林畜水産業及び商工業、博覧会、共進会、品評会、官有椰子園の経営、度量衡、地質、鉱業、森林原野の産物処分、気象観測、土地調査に関する事務を掌った。1935年6月1日南洋庁事務分掌規程改正で拓殖課はそのまま引き継がれた。翌1936年12月16日の「南洋庁官制改正」で部制が復活したことにより拓殖課は廃止。拓殖課の業務は拓殖部のもとに設けられた農林課、商工課、水産課に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「南洋庁事務分掌規程左ノ通定ム」南洋庁訓令第54号、1924年12月25日(『南洋庁公報』号外、1924年12月25日)「南洋庁事務分掌規程左ノ通定ム」南洋庁訓令第9号、1935年6月1日(『南洋庁公報』第301号、1920年6月15日)「南洋庁官制中左ノ通改正ス」南洋庁勅令第442号、1936年12月16日(『官報』第2989号、1936年12月17日) |
歴代長官 部局長等 |
江口光雄(1925年1月1日現在)/中西助一(1927年1月1日現在)/上野省三(1932年7月1日現在)/山本繁蔵・長官官房拓殖課長(1935年7月1日現在)/蘆澤安平(1936年7月1日現在) |