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地域 | 樺太 |
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解説 | 樺太庁水産試験場は、1918年6月、樺太庁官制にもとづいて設置された機関。水産に関する調査、試験、分析、鑑定、講習及び講話に関する事項を掌った。職員に場長、技師、書記、技手を置いた。①鰊・鮭の燻製の製造試験やイクラの製造試験等の製造試験、②鰊、蟹の回遊状態に関する調査、鱈漁場の調査等の漁撈試験、③鰊の孵化、蟹の産卵、鱒や鮭の稚魚に関する調査等の繁殖調査が実施された。1929年9月、農事試験場と水産試験場は樺太庁中央試験所に統合され、農業、畜産業、林業、水産業に関する調査、試験、分析、鑑定等の事項はすべて樺太庁中央試験所で取り扱うこととなった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 樺太庁水産試験場官制はA01200146800(1918年6月)を参照。樺太庁水産試験場官制の改正についてはA01200181800(1920年10月)を参照。樺太庁水産試験場の樺太庁中央試験所への統合についてはA03021749000(1929年9月)を参照。 |
歴代長官 部局長等 |
内山次郎八(1919年5月1日現在)/神保雄三(1929年8月1日現在) |