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地域 | 樺太 |
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解説 | 樺太庁農事試験場は1918年、樺太庁農事試験場官制にもとづいて設置された。農畜産業の振興を目的として設置され、農産及び畜産業の調査・試験、分析・鑑定、種畜及び種禽の管理・飼養などを所掌した。職員に技師、書記、技手が置かれた。並川に本場が置かれ、気象調査、各種農作物の生育状況や品種、品質等に関する試験を行なったほか、農産物の化学的利用を目指した研究もすすめられた。宇遠泊に農園が置かれ、農事試験を行なった。小沼に種畜場が置かれ、種畜の管理や獣疫予防に関する調査を行なった。新規の調査、研究に際し適宜技手が増員された。1929年、樺太庁中央試験所の設置に伴い廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 樺太庁農事試験場官制は A01200146700(1918年6月)を参照。農事試験場官制の改正についてはA01200161500(1919年4月)、A01200215100(1922年5月)、A01200540500( 1925年3月)、A01200552300(1926年4月)、A01200565600(1927年5月)を参照。樺太庁農事試験場官制の廃止と樺太庁中央試験所官制制定についてはA03021749000(1929年9月)を参照。 |
歴代長官 部局長等 |
相原金治(1919年5月1日現在)/川口順次郎(1922年7月1日現在)/奈良部都義(1923年7月1日現在) |