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地域 | 樺太 |
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都市名 | 豊原 |
解説 | 樺太庁内政部は、1943(昭和18)年3月、樺太の内地編入のための樺太庁官制改正に伴い、内務部が改称されることにより成立した。同改正において、内政部は、神社、教育学芸、宗教、統計、会計、内国税、固有財産及物品、支庁及市町村其他公共団体、兵事、国民貯蓄の奨励、社会事業、地代家賃統制令施行、衛生のそれぞれに関する事項の他、ほかの主管に属さないものを所管するとされており、その上で事務分掌規程により、総務課、学務兵事課、財務課、税務課、会計課、保険課、営繕課の7課が置かれた。1944(昭和19)年7月にはさらに事務分掌規程の改正により地方兵事課、教学課、財務課、税務会計課、健民課、営繕課の6課体制となり、終戦時には税務会計課が税務課と会計課に分離した7課体制となっていた。終戦後樺太庁官制廃止の措置はとられていないが、国家行政組織法が施行された1949年6月1日をもって樺太庁が廃止されたと見なされており、それに従い内政部も廃止されたと見なされる。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 樺太庁官制改正については、A03022809000(1943年3月)を参照。社団法人全国樺太連盟編編『樺太沿革・行政史』1978年、344-353頁。 |
歴代長官 部局長等 |
増本甲吉(1943年7月1日現在) |