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地域 | 樺太 |
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都市名 | 大泊・豊原 |
解説 | 樺太庁第三部は、1909(明治42)年5月の樺太庁官制改正により、それまで第一部に所管されていた警察、衛生に関する事項を所管する部署として、警務課と保安課による二課体制を擁して新設された。また第三部の新設に伴い、それまで樺太庁に置かれていた警視が廃止され、新たに警察事務を執行するために警務長が置かれ、事務官である第三部長がこれに当たった。この警務長は、警察事務の執行のために支庁長以下を指揮する権限を持っていた。1913(大正2)年12月の樺太庁官制改正により、第三部は警察部と改められるとともに、第三部長と兼ねられていた警務長も廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 樺太庁官制については、A03020704800(1907年3月)を参照。その後の樺太庁官制の改正については、A03020801300(1909年5月)、A03020984900(1913年12月23日)を参照。社団法人全国樺太連盟編『樺太沿革・行政史』1978年、344-348頁。 |
歴代長官 部局長等 |
前田秀實(1910年5月1日現在)/片岡文理(1913年7月1日現在) |