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地域 | 満洲国 |
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都市名 | 新京 |
解説 | 国務院司法部総務司は、司法部のうち機密に関する事項、官印の管守および文書に関する事、人事、会計・庶務に関する事項を管掌。満洲国建国時の1932年に設置された。国務院各部総務司長には日系官吏が充てられた。初代は阿比留乾二、1933年から元日本大審院検事の古田正武が総務司司長となり、古田によって大量の日本司法官が満洲に招聘された。1937年の治外法権撤廃に伴う行政機構改革により、国務院各部の総務司が廃止されて大臣官房が置かれ、総務司長は次長となった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 官制については、「満洲国政府公報日譯」A06031000000を参照。「国務院各部官制」教令第6号、1932年3月9日(『滿洲國政府公報邦譯』1932年4月1日、第1号、A06031008700、23~30画像目)、「国務院各部官制中改正」教令第21号、1934年3月15日(『政府公報日訳』1934年3月15 日、第10号、A06031010800、65~66画像目)。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年、9~10、377頁。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 総論』満蒙同胞援護会、1970年、561頁。郭卿友主編『中華民國時期軍政職官誌』下、甘粛人民出版社、1990年、1758、1786頁。 |
歴代長官 部局長等 |
阿比留乾二(満鉄) 1932年3~7月古田正武(司法省) 1932年3~7月 |