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地域 | 関東州 |
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都市名 | 大連・旅順・営口・奉天・長春 |
解説 | 関東都督府観測所は、関東州において気象観測を行った関東都督府の機関である。1906年7月勅令第196号により「関東都督府官制」が制定されると、9月に文部省の中央気象台が管轄していた臨時観測所が関東都督府に移管され、大連、営口、奉天、旅順の観測所は測候所に改称された。また1908年10月勅令第273号により「関東都督府観測所官制」が制定されると、関東都督の管理下のもと、所長には技師が充てられた。本所は大連に置かれ、旅順、営口、奉天及び長春に支所が置かれた。1919年4月に関東都督府が廃止されて関東庁が置かれると、6月に「関東庁観測所」に改称された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref.A03020774300、A01200551600。山本晴彦『帝国日本の気象観測ネットワーク―満洲・関東州―』農林統計出版、2014年、35-55頁。 |
歴代長官 部局長等 |
水内淸次・所長心得(1909年5月1日現在)/所長(1910年5月1日現在) |