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地域 | 関東州 |
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都市名 | 旅順 |
解説 | 関東州における海事(港務・海港検疫・船舶の測度検査等)に関する事務を管掌。海事に関する事務は、もともと関東都督府民政部警務課が管掌していたが、その後海務局が設置され、1908年10月30日に海務局に関する官制(勅令第272号)が公布された。海務局は関東都督の管理下に置かれ、局長には技師が充てられた。海務局長は所管事務に関して警察官吏を指揮することができると規定された。また、関東都督が必要と認めた場合は、海務局に検疫および医務に従事する人員を置くことができるとも規定されていた。海務局には港務課、検疫課、海事課、庶務課が置かれた。関東都督府海務局は、1919年の関東庁への改編に伴い、関東庁海務局に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 関東都督官房文書課編『関東都督府法規提要』1909年、2頁(A06033516200)。関東都督府海務局官制(A03020774200)。 |
歴代長官 部局長等 |
松尾小三郎(1908年5月1日時点)楢崎猪太郎(1910年5月1日時点) |