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地域 | 朝鮮 |
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解説 | 朝鮮総督府軍務予備訓練所は、朝鮮総督の管理に属し、朝鮮民事令中、戸籍に関する規定の適用を受ける者に対し、兵役に服する為、必要な心身の鍛錬その他の訓練を施す所であった。1944年4月21日、勅令第297号によって設置。これに伴い、朝鮮総督府陸軍志願者訓練所は廃止された。軍務予備訓練所には、以下の職員が置かれた。所長、教官(専任70人以内)、書記専任9人である。所長には高等官である教官が充てられ、所長である教官1人だけが勅任、教官9人が奏任、他は判任とされた。所長は朝鮮総督の指揮監督を承け所務を掌理し、教官は上官の指揮を承け訓練を掌った。書記は上官の指揮を承け庶務に従事した。軍務予備訓練所の名称及び位置は、朝鮮総督府によって定められた。1945年8月の日本の敗戦に伴い、訓練所を定めた法令は実効性を喪失し、訓練所は廃止された。 |
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参考資料 | 「朝鮮総督府軍務予備訓練所官制」勅令297号については、A03022284600(1944年4月)を参照。 |