トップページ > グロッサリー検索
地域 | 朝鮮 |
---|---|
都市名 | 京城 |
解説 | 土木会議は、朝鮮における土木に関する重要事項を調査審議する機関。1910年9月29日「土木会議官制」(勅令第三〇七五号)にもとづき設置された。河川、道路、湾港、航路標識、鉄道、軽便鉄道、軌道、電気事業及び下水道に関する制度、計画、設備その他の土木に関する重要事項を調査審議する会議。1910年の土木会議官制によれば、会長は朝鮮総督府政務総監、委員は朝鮮総督府各部の長官、警務総長、鉄道局長官、通信局長官及び朝鮮駐箚軍参謀長のほか、朝鮮総督府の命を受けた朝鮮総督府高等官から成っていた。1921年の官制改正で、委員任命の範囲を拡張し、朝鮮総督府以外の関係各省高等官、民間の学識経験者を任命することができるようになった。また、特定の事項について、必要あるときは臨時委員を置くことができるようになった。1932年7月、土木会議は、行政整理のため廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref:A15113758400 で、土木会議官制制定。Ref: B15100707400で官制改正。Ref: A01200633500で、土木会議官制廃止。 |