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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 明川・順川・慶州 |
解説 | 朝鮮における原種羊生産供給並びに緬羊飼育技術指導の中枢機関。1934年8月、「朝鮮総督府種羊場官制」(勅令第242号)により、朝鮮での緬羊の改良増殖を図るため設置された。1934年の種羊場官制によれば、1)緬羊の飼養管理、改良、蕃殖及び育成、2)種緬羊の配付、貸付及び種付、3)緬羊飼養の指導、奨励及び監督、4)緬羊生産物の調整及び加工、5)第一号及び前号に揚げる事項の伝習の事務を掌る。種羊場は、明川及び順川に加えて、1941年以降、慶州にも設置されることになり、これに伴い、官制が改正され職員を増員した。官制改正後の事務分担表によれば、種羊場には庶務係と事業係があり、庶務係では、文書の収発に関する事項、人事に関する事項、庁内の取締に関する事項などを掌った。また、事業係では、緬羊の飼育及び管理に関する事項、緬羊の改良蕃殖及び育成に関する事項、緬羊の生産物の調製及び加工に関する事項などを掌った |
上位の階層 | |
参考資料 | 1934年の朝鮮総督府種羊場官制については、Ref:A01200669300。1941年の朝鮮総督府種羊場官制については、Ref:A02030272600。 |
歴代長官 部局長等 |
坂巻海三郎(1935年1月1日現在)/佐藤辰雄・順川種羊場長(1940年2月1日現在)/大津隆紹・明川種羊場長(1940年2月1日現在)/飯尾英吉・順川種羊場長(1941年8月15日現在)/油井岱治・慶州種羊場長事務取扱(1941年8月15日現在) |