トップページ > グロッサリー検索
地域 | 朝鮮 |
---|---|
解説 | 林業試験場は、朝鮮における林業の発展に寄与するため林業に関する調査及び試験等を行う機関。1922年8月「朝鮮総督府林業試験場官制」(勅令第三八七号)にもとづき設置された。林業に関する調査及び試験、林業に関する分析及び鑑定、造林用種苗の配付、林業に関する講習及び講話を掌り、1922年時点の職員は、場長、技師4人(奏任)、属1人(判任)、技手16人(判任)だった。1922年11月の事務分掌規程によれば、文書の接受・発送・編纂及び保存に関する事項などを担う庶務係、種苗試験に関する事項・成林試験に関する事項などを担う造林係、植物病理に関する事項や種苗・林木・木材に対する有害動物の調査並びに駆除予防に関する事項などを担う保護係、木材の物理的性質の試験に関する事項、木材の工芸的利用に関する事項などを担う利用係、森林の収穫に関する事項などを担う施業係、光陵出張所があった。1937年時点の施設は、本場(京城府)、光陵出張所(京畿道抱川郡)、鎮海苗園(慶尚南道)。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 朝鮮総督府林業試験場編『朝鮮総督府林業試験場一覧』1937年。Ref:A01200212600で、「朝鮮総督府林業試験場官制」。 |