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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 朝鮮総督府地方交通局は、京城地方交通局、釜山地方交通局、咸興地方交通局の3局で構成され、1943(昭和18)年12月施行の朝鮮総督府交通局官制により設置された。地方交通局は交通局の事務分掌に加え、関税噸税出向税及び輸出入貨物の内国税、保税地域、輸出入貨物の取締及び輸出入貨物に関する船舶及び航空機の取締並びに貨物の収容、税関貨物取扱人、外国為替管理法の施行、輸出入植物の検査、海港検疫に関する事項を所管した。上記官制と同月に施行された地方交通局事務分掌規程により、地方交通局の下には、総務部、運輸部、運転部、埠頭部、工務部の5部が設置された。1945(昭和20)年8月、地方交通局と同様に交通局の業務を分掌する部署として、順天地方運輸局と平壌地方運輸局が設置されるとともに、各局に経理部、工作部(釜山、咸興、平壌のみ)、電気部(京城のみ)が設置された。 |
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参考資料 | 1943年12月の朝鮮総督府官制改正に関して、A03022878600を参照。「朝鮮総督府地方交通局事務分掌規程」(1943年12月1日朝鮮総督府訓令第92号)『朝鮮総督府官報』号外、1943年12月1日。「朝鮮総督府地方交通局事務分掌規程改正」(1945年7月28日朝鮮総督府訓令第44号)『朝鮮総督府官報』第5545号、1945年7月28日。 |