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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 逓信局は郵便、郵便為替、郵便貯金、電信、電話、航路標識及び発電水力に関する事務を管理し、航路、船舶、海員及び電気事業の監督に関する事務を所掌した。1912年4月1日、「朝鮮総督府逓信官署官制」勅令第30号により、通信局を前身として発足。1940年7月時の官制では、次の11課3養成所が置かれていた。庶務課、監理課、保険監理課、保険運用課、保険業務課、経理課、工務課、電気第一課、電気第二課、海事課、航空課、逓信吏員養成所、海員養成所、電気工士養成所。さらに下部組織として、貯金管理所、郵便局、電信局、電話局、郵便所、飛行場が置かれた。同年11月29日、勅令819号により逓信局の下に地方逓信局(京城、釜山、平壌、元山)と海事署が加えられた。地方逓信局は郵便、郵便為替、郵便貯金、朝鮮簡易生命保険、電信及び電話に関する逓信局の事務を分掌した。1943年11月30日、勅令894号で、朝鮮簡易生命保険は新設された保険管理所に、飛行場と海事署は交通局に移管された。 |
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参考資料 | 「朝鮮総督府逓信官署官制」勅令第30号、1912年3月27日(『官報』第8629号、1912年3月28日)、『施政三十年史』(朝鮮総督府、1940年)417、「朝鮮総督府逓信官署官制中改正」については、A03022521900(1940年11月)、A03022878700(1943年11月)を参照。 |