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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 朝鮮総督府に所属する「通信官署」と呼ばれる組織群の1つ。1910年9月の朝鮮総督府設置に伴い成立した。通信官署は、朝鮮総督管下に置かれ、官金そのほかの出納・郵便・郵便為替・郵便貯金・電信・電話・航路標識及気象に関する事務・電気事業の監督を所管した。上記の分掌事務を担当する行政組織として、通信局・航路標識管理所・観測所・郵便為替貯金管理所・郵便局・郵便所が設置された。通信局は通信官署の分掌事務を担当し、朝鮮総督府の指定により設置された郵便局に、通信局の事務を分担することができた。航路標識管理所以下の通信官署に属する組織の長たちは、通信局長官の命を受けて組織内の処務をおこなった。1911年4月の官制改正において、発電水力調査事務が分掌事務として追加されるも、翌12年には、逓信官署と組織群の名称が改称され、通信局も逓信局と改められた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 官制については、A03020867399・A03020896300を参照。 |
歴代長官 部局長等 |
池田十三郎(1910年10月~1912年4月) |