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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 朝鮮総督府取調局は、朝鮮総督府取調局官制(1910(明治43)年9月29日)により、韓国統監府時代の法典調査局の業務を引き継ぐ形で設置された。同官制により、取調局は朝鮮総督の下で、朝鮮における各般の制度及び一切の旧慣の調査、総督の指定した法令の立案及び審議、法令の廃止改正に関する意見具申を担当し、その長官は勅任とされた。取調局には通常職員の他に30名以内の委員が置かれ、委員は学識や名望がある朝鮮人の中から朝鮮総督により選ばれた。取調局は1912(明治45)年3月の朝鮮総督府官制改正に伴い廃止され、その業務は新設の総督官房参事官室に引き継がれた。 |
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参考資料 | 朝鮮総督府取調局官制(1910年9月)について、A03020866900を参照。また、朝鮮総督府官制改正(1912年3月)について、A03020926800を参照。「朝鮮総督府事務分掌規程改正」(朝鮮総督府訓令第27号)『朝鮮総督府官報』第475号、1912年3月30日朝鮮総督府編『増補朝鮮総督府三十年史』、クレス出版、1999年(初出1935年)、225-226頁。 |