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地域 | 朝鮮 |
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都市名 | 京城 |
解説 | 1905(明治38)年12月に統監府及理事庁官制(勅令第267号)により農商工務総長が設置され、農商工その他産業に関する事務を管掌した。農商工務総長は勅任または奏任であった。1907(明治40)年4月に統監府事務分掌規程(統監府訓令第10号)により、農商工務部の存在が規定され、そのなかに商工課、農林課、水産課、鉱務課の四課が設置された。農商工務部は農商工務総長により掌理された。商工課は商工業に関する事項、移民保護に関する事項、度量衡に関する事項、交通運輸に関する事項を、農林課は農業に関する事項、山林に関する事項、気象に関する事項を、水産課は水産業及び塩業に関する事項、水産組合に関する事項を、鉱務課は鉱業に関する事項、鉱石及び土石採取業に関する事項を所掌した。1907(明治40)年9月に統監府及理事庁高等官官等令改正(勅令第297号)により農商工務総長は廃され、韓国の宮内府及び各部の次官を兼ねる参与官が代わりに設けられた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 勅令第267号は、A03020648500。第297号は、A03020731200。韓国統監府『公報』第7号、1907年5月21日、55-56頁。 |
歴代長官 部局長等 |
歴代農商工務総長:木内重四郎(統監府参与官) |