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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 台湾総督府交通局道路港湾課は、交通局に置かれ、道路及び港湾等の計画・開発等を掌った課である。1924年12月の交通局設置(勅令第429号)に伴い発足した。交通局事務分掌規程によれば、①道路、橋梁、②港湾の工事、③港湾の計画並びに設備の調査、④運河に関する事項の計4項目を所管した。同課設立まで道路事務の主管は各地方庁であり、その監督・指揮を土木部及び土木局が担っていたほか、港湾修築事務は土木部及び土木局等が所管していた。同課には庶務係、経理係、道路係、港湾係、第一工事係、第二工事係が置かれ、分掌して事務にあたった。1942年11月に港湾課へと改称すると共に、①道路、橋梁に関する事項は新設された同府国土局(勅令第728号)に移管された。1943年12月の事務分掌規程改正(訓令第215号)により港湾課は廃止され、交通局下に新設された海務部港湾課へと所掌事項が移管された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 官制については、A03021532200(1924年12月)を参照。「台湾総督府交通局事務分掌規程」訓令第103号、1924年12月25日(『台湾総督府報』号外、1924年12月25日)。「台湾総督府交通局事務分掌規程改正」訓令第131号、1942年11月1日(『台湾総督府報』号外、1942年11月1日)。「台湾総督府交通局事務分掌規程改正」訓令第115号、1943年12月1日(台湾総督府報号外1、1943年12月1日)。台湾総督府交通局道路港湾課『台湾の道路 昭和10年8月』12-14頁、台湾総督府交通局道路港湾課、1935年。台湾総督府交通局道路港湾課『台湾港湾の概況』17-20頁、台湾総督府交通局道路港湾課、1939年。 |